ライバル店 [居酒屋]
ジャン妻の上司は酒が好きで好きで大好きです。
飲む相手は誰でも構わない、酒癖が悪い人でも構わない、誘う女性のストライクゾーンも広く、何やかやと理由を付けて飲みたがる。
そのジャン妻上司が発見して、ジャン妻を連れて行き、大当たりだったのがこの店。

この店は表通りに面していません。
ビルの社員か警備員が裏口から出て歩くような路地にポツンとあった。店構えをも素っ気ないですよね。

店の前の路地は日昼殆ど日陰です。陽の光が当たらない。昼でも暗くてあまり人が歩いていない。
隣は背脂ギットギトの元楽というラーメン屋で、数年前に一度、間違って入ったことがあって、立ち食い蕎麦の揚げ玉をドロドロに溶かしたような背脂に閉口したことがある。そういう変な記憶もあって、この路地には足を向けずにいた。
この界隈は客を呼び込む為の、本日のおすすめのようなボード、プレート、ゴロ看が出てる店が多い。入店するまでに大よその予想をつけて入れる店が殆どなんですが、この店はそういうのが無いので、どんな店なのか、料理の路線は和食っぽいが安いのか高いのか、創作料理なのか、一抹の不安がよぎる。あまり客引きに熱心でないようですね。
ちょっと変わった店の名前です。

特別純米一合1200円を謳ってもねぇ。
そんなに日本酒を知らない人がこれを見てどう思うかな。値段だけ見て「この店は高ぇな」って思うだけじゃないかな。

一段上がって右手に小上がり(掘り炬燵)、カウンター数席、奥に4人テーブルが2つ。
20人は入れると思います。



まず、お通しからビンゴでした。
よくあるやっつけのおとおしじゃないです。逸品料理でも通じるしっかししたもの。ビールでも日本酒でも合うもの。
ここでテンションあがりました。

その後でジャン妻が、キャベツの塩もみなんていうツマんないものをオーダーしたのでガクンとテンションが下がったが、そこからまた盛り返します。
刺身盛です。いいネタでしたよ。何て魚か説明受けたけど忘れました。

ポテサラです。
温かいのだ。ホクホクしてる。
マヨは少なめですが、塩加減が丁度良いです。

烏賊の生姜バター炒め。
高崎のどっかの居酒屋でこれと似たようなのを食べたらイカの軟骨がちょっと残ってガッカリしたことがあるが、この店のイカは下処理が完璧でした。(アタリマエだよね)
ビールにも日本酒にも合う。

メンチカァッツ!!

表面がカリッ!!中身はジュワ~ッ!!

よくキャベツと混ぜてたりして、体にいいメンチカツを謳ってるのがあるけど、あれは何か勘違いしてるんじゃないかって思うのだよ。キャベツは添えるならいけど挽肉に混ぜても美味くない。挽肉ジューシーだけでいい。あってもタマネギ少々ならね。

幾つかバリエーションのある栃尾の油揚げ。これは納豆入りです。(他に、チーズ入りや味噌入りがあります。)



タマネギのとろとろ煮込みベーコン入り!!

これが今宵の大ヒット!!甘くてちょっとしょっぱくて。美味ひいぃぃぃ~って声が裏返りそうになった。


締めにへぎそば。2人前です。

へぎそばは・・・まぁ普通のへぎそばなんですが、どうもお昼はそばのランチで営ってるようです。
2人前は結構なボリュームでしたよ。1人前でいいかもね。

私たちは知ったばかりなので、この時は店側と軽口叩くような会話するまでには至っていません。店主は目つきが布袋寅泰さんに似ているような気がした。でも声音は優しい。ご夫婦で営ってらっしゃるのだろうか。

私だってこの店を第三者~ジャン妻経由で教えて貰ったのに、自分は誰にも教えたくないという狭い気持ちが働いたよ。ましてや上役連中なんか絶対にイヤだね。
「誰にも教えるなよ」
「〇〇さん(上司)はいいでしょ。あの人が見つけて来たんだから」
「でもあの人(ジャン妻上司さん)は誰でもかれでも誘うじゃないか。誰とでも飲めればいいんだよな」
「ランパス行く人(上役たち)はこういう店には来ないよ」
まてよ・・・?
この店、新潟料理のお店らしい。ってことはこの店のライバルではないか。新潟の地酒やへぎそばもあったし。

でもタマネギの煮込みなんかはこっちの路線でもあるなぁ。

そうだね。こっちの店の路線かな。
店を出てから私はニタニヤ笑いながら、真っ直ぐ駅まで行かずに路地を曲がった。
「何処へ行くの?」
「ライバル店(上の写真)の前」
ジャン妻は私が何をやらかそうとしているのかすぐさま感づいたらしい。私を「止めなさいよっ」と制止しようとしたが遅く、ちょうどママが出てきたのである。
「あら?」
「いやぁ・・・この店のライバル店を見つけちゃってさぁ」
言い捨てて帰りました。
「なんてイヤミなことを。。。」(ジャン妻)

喧噪からやや離れた目立たないロケーションです。この時は穴場だったのですが、2回めに行った時はやや混んでいた。(続く)
飲む相手は誰でも構わない、酒癖が悪い人でも構わない、誘う女性のストライクゾーンも広く、何やかやと理由を付けて飲みたがる。
そのジャン妻上司が発見して、ジャン妻を連れて行き、大当たりだったのがこの店。

この店は表通りに面していません。
ビルの社員か警備員が裏口から出て歩くような路地にポツンとあった。店構えをも素っ気ないですよね。

店の前の路地は日昼殆ど日陰です。陽の光が当たらない。昼でも暗くてあまり人が歩いていない。
隣は背脂ギットギトの元楽というラーメン屋で、数年前に一度、間違って入ったことがあって、立ち食い蕎麦の揚げ玉をドロドロに溶かしたような背脂に閉口したことがある。そういう変な記憶もあって、この路地には足を向けずにいた。
この界隈は客を呼び込む為の、本日のおすすめのようなボード、プレート、ゴロ看が出てる店が多い。入店するまでに大よその予想をつけて入れる店が殆どなんですが、この店はそういうのが無いので、どんな店なのか、料理の路線は和食っぽいが安いのか高いのか、創作料理なのか、一抹の不安がよぎる。あまり客引きに熱心でないようですね。
ちょっと変わった店の名前です。

特別純米一合1200円を謳ってもねぇ。
そんなに日本酒を知らない人がこれを見てどう思うかな。値段だけ見て「この店は高ぇな」って思うだけじゃないかな。

一段上がって右手に小上がり(掘り炬燵)、カウンター数席、奥に4人テーブルが2つ。
20人は入れると思います。



まず、お通しからビンゴでした。
よくあるやっつけのおとおしじゃないです。逸品料理でも通じるしっかししたもの。ビールでも日本酒でも合うもの。
ここでテンションあがりました。

その後でジャン妻が、キャベツの塩もみなんていうツマんないものをオーダーしたのでガクンとテンションが下がったが、そこからまた盛り返します。
刺身盛です。いいネタでしたよ。何て魚か説明受けたけど忘れました。

ポテサラです。
温かいのだ。ホクホクしてる。
マヨは少なめですが、塩加減が丁度良いです。

烏賊の生姜バター炒め。
高崎のどっかの居酒屋でこれと似たようなのを食べたらイカの軟骨がちょっと残ってガッカリしたことがあるが、この店のイカは下処理が完璧でした。(アタリマエだよね)
ビールにも日本酒にも合う。

メンチカァッツ!!

表面がカリッ!!中身はジュワ~ッ!!

よくキャベツと混ぜてたりして、体にいいメンチカツを謳ってるのがあるけど、あれは何か勘違いしてるんじゃないかって思うのだよ。キャベツは添えるならいけど挽肉に混ぜても美味くない。挽肉ジューシーだけでいい。あってもタマネギ少々ならね。

幾つかバリエーションのある栃尾の油揚げ。これは納豆入りです。(他に、チーズ入りや味噌入りがあります。)



タマネギのとろとろ煮込みベーコン入り!!

これが今宵の大ヒット!!甘くてちょっとしょっぱくて。美味ひいぃぃぃ~って声が裏返りそうになった。


締めにへぎそば。2人前です。

へぎそばは・・・まぁ普通のへぎそばなんですが、どうもお昼はそばのランチで営ってるようです。
2人前は結構なボリュームでしたよ。1人前でいいかもね。

私たちは知ったばかりなので、この時は店側と軽口叩くような会話するまでには至っていません。店主は目つきが布袋寅泰さんに似ているような気がした。でも声音は優しい。ご夫婦で営ってらっしゃるのだろうか。

私だってこの店を第三者~ジャン妻経由で教えて貰ったのに、自分は誰にも教えたくないという狭い気持ちが働いたよ。ましてや上役連中なんか絶対にイヤだね。
「誰にも教えるなよ」
「〇〇さん(上司)はいいでしょ。あの人が見つけて来たんだから」
「でもあの人(ジャン妻上司さん)は誰でもかれでも誘うじゃないか。誰とでも飲めればいいんだよな」
「ランパス行く人(上役たち)はこういう店には来ないよ」
まてよ・・・?
この店、新潟料理のお店らしい。ってことはこの店のライバルではないか。新潟の地酒やへぎそばもあったし。

でもタマネギの煮込みなんかはこっちの路線でもあるなぁ。

そうだね。こっちの店の路線かな。
店を出てから私はニタニヤ笑いながら、真っ直ぐ駅まで行かずに路地を曲がった。
「何処へ行くの?」
「ライバル店(上の写真)の前」
ジャン妻は私が何をやらかそうとしているのかすぐさま感づいたらしい。私を「止めなさいよっ」と制止しようとしたが遅く、ちょうどママが出てきたのである。
「あら?」
「いやぁ・・・この店のライバル店を見つけちゃってさぁ」
言い捨てて帰りました。
「なんてイヤミなことを。。。」(ジャン妻)

喧噪からやや離れた目立たないロケーションです。この時は穴場だったのですが、2回めに行った時はやや混んでいた。(続く)
2014-09-25 12:34
コメント(2)
ジャンさん、こんばんは
昨夜は楽しまれたのでしょうか?行けなくて申し訳ありませんでしたm(_ _)m
さてさて、鶴齢のひやおろしは1200円が相場ですね。まぁ、個人的には1000円位が妥当だと思っていますが・・・
刺し盛り、写真から想像するに、太刀魚、マグロ、タイ、ヒラメ、コチ辺りじゃないでしょうか
へぎ蕎麦、ちゃんと「へぎ」に乗ってでてきていますね~某徒歩3分でも以前は、へぎ蕎麦と言っていたんですが、私が「へぎって器の事ですよ」って言ったら、言わなくなってしまいました(汗
by ショウ (2014-09-25 22:27)
ショウさんおはようございます。
この店、ショウさんの嗜好にも合うかと思いますが、例によって土曜はお休みなんですよ。
水曜夜は群馬八幡~中央ぎんざアーケード~通町と3軒ハシゴでした。
群馬八幡はママがいなくて大将ひとりでしたよ。ショウさんの9月17日の記事が脳裏にあったので危うく、「先日もママいなかったよね?」って言いそうになりました。ガキん子が風邪ひいたって言ってましたね。
ちょっと困ったお爺ちゃんがいて、しきりに他のお客さんに話しかけるんだな。で、何を喋っているのかわかんないんです。
通町で、「ビールに合うおとおしを出してくれ「」って言ったらマスターが真剣に悩んじゃって。。。
前回の夏場の上州訪問と併せてアップしますけどね。
坂を下って徒歩3分の店の蕎麦って例のサービスですよね。あれはへぎ蕎麦のヌルッとした食感、コクのある味じゃないですよ。どっかの乾麺じゃないかなぁ。
年内は群馬に3回ほど行く予定ですが、八幡に行く際はお声掛けします。でもご都合もあるでしょうからお気になさらないでくださいね。
by 船山史家 (2014-09-26 06:51)