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三ツ境の隠れ優良店 [居酒屋]

横浜市瀬谷区は私があまり行かない市の区域。公用がないの。相鉄線で通過するしかない。
東西に走る相鉄線戦三ツ境駅に降り立った。その名のとおり、過去の村割で二俣川村、都岡村(下川井)、鎌倉郡中川村(阿久和)の三つの境だったので三ツ境という。
三ツ境駅はバリアフリー工事化された近代的な駅に生まれ変わっていた。現在、相鉄は西谷駅から東海道貨物線羽沢駅までの間に連絡線を新設工事中で、そこから更に東急東横線日吉駅までを結ぼうとしている。途中駅は羽沢駅、新横浜駅、新綱島駅。
そこかしこで工事中です。相鉄線車両がいつか中目黒駅から日比谷線に入って都心を走るのだろうか。

この駅に降り立ったのは、社内で私らと仲いい某店長・・・(・・・女性です。社内では私が上役、彼女が下役の関係だが、社内で2人だけだったり時間外になったりすると、おい、アンタ、の関係・・・)・・・が言うには、
「三ツ境駅で美味しい居酒屋を見つけたから飲みに行こうよ」
ジャン妻もその女性とは私抜きでよく飲みに行っている。その女性とジャン妻ともう1人の女性社員、3人の女性と私の計4で飲みに行くことになった。
だけど瀬谷区にお住まいの方には失礼ながら、こっちは三ツ境駅界隈の居酒屋などという予備知識は皆無。
「どんな店なのさ?」
「えっとねぇ~・・・中華があって~・・・焼き鳥も肉もあって~・・・味が濃くって~・・・絶対アナタに合うと思うよ」
そう言われて期待した。ところが予約した当人が当日、
「ゴメンなかなか業務が終わらなくって。30分ほど遅れます。先に飲ってて」という。
店を知ってる当人からそう言われたのである。困ったモンだなと。
先に行けと言われても俺はその店を知らないぞ。
ジャン妻も遅れるって。
もうひとりは大丈夫か。まさか私ひとりで先んじて初めての店に突撃するハメになりゃしないだろうな。でも辛うじて私よりも先に三ツ境駅に着いたもうひとりの女性は、
「道に迷いました・・・」
駅に引き返したところでバッタリ。私は事前にⅰ-Phoneで場所を確認してあったので、出逢ったを幸い、店の方面へ歩いた。
ファミマの脇の商店街を歩いて坂を下り、知ってるかのようにズンズン歩いて行く私に怪訝そうに、
「お店、知ってるんですか?」
「まさか。初めてだよ」
同行者、それも女性に心配させないようにするのがカッコいいというもの。

実はですね。
過去に三ツ境駅で一度だけ降りたことがあります。でもあまりいい記憶ではないのだ。
もう時効だから書いちゃうけど、10年前に社内で私によくゴマすり寄ってくる女性店長さんがいてその女性に訓諭に行った。
別に悪いことをやらかした訳ではなく、外部からの接待を受けてその見返りに相手に便宜を図るような条件を呑んだんです。期末に大量に仕入れて翌月の始めにまた返品する、私の業界で言うところのアカクロ伝票を切ったの。
これは今となっては旧いやり方。現在は期末に徹底的に在庫を絞るようにお達しが配信され、全店長それに従って血眼になって在庫を落として計上しているが、10数年前はそうではなかった。
その接待を自分の職権で自分だけで受けちゃったもんだたら、やっかんだ他のスタッフから私宛にタレこみがあったんです。自分だけ職権乱用して飲み食いしてズルイって。
私はその店の仕入伝票をチェックして、卸の営業に、「これは何だ?」問い詰めた。その後、当人を呼び出して三ツ境駅界隈のどっかの喫茶店で説諭した。
別に会社に損害を与えたわけじゃないが、接待される側、しかも己だけ、こういうことを繰り返してクセになるといつかは破滅しかねない。貰うものが飲食物ならまだしも贈答品がエスカレートして金銭の応需、下手したら収賄に繋がるから将来を戒めたんです。
当時は私も相手を傷つけないような言葉遣いをしたものです。今はもう「証拠は挙がってんだよ」
その喫茶店は何処だったかわからない。バリアフリー化の工事でなくなってたのかも知れない。

それはさておき。目指す店が見つかった。
店構え.jpg
如何にも創作料理居酒屋といった趣でちょっと引いたのと、これは女性客、主婦層の好きそな店だなとすぐわかったよ。
重たい引き戸を開けて、予約者の名前を出したら4人テーブル席に通された。
ギョッとしたのは、店内4人テーブル×2、6人テーブル×2、私らは4人だから残り16席のお客は全部埋まっていて、予想通り全員が女性客、私以外はALL女性客、それも若い女性ゼロでオバさんばっかり。
店の入口を向いてる女性客、全員が私に視線が来た。場違いなオヤジ客が来たという視線である。
まぁ嬌声が凄いこと。
最初は居心地が悪かった。おしぼりを持って来た若いイケメンの男性スタッフに、
「この店は男子禁制なのか?」
スタッフは店内を見回して、私の驚愕に同調するかのようにおどけたジェスチャーをした後で、「いえっ、そんなことはございません」
ははぁん。アナタがフロア責任者だな。信頼できそうです。
私は初めて。連れも初めて。周囲はキャァキャァ声が凄くてやや落ち着かない。
「来るまで待つ?」
「待たねぇよ」
こういう時はすぐさま飲み始めた方がいいの。飲んだら気にならなくなるからね。
馬刺です。
馬刺し.jpg
コロッケ。
コロッケ.jpg
焼き鳥盛り合わせ。
焼き鳥.jpg
この辺りまでは及第点のお味だが。。。
この辺りでこの店を指定した前述の女性がやってきて、最後にジャン妻が到着した。
ガーリックポテト。。。
ガーリックポテト.jpg
厨房は見えない。
時折、ジャーッという炒め音がするぞ。スタッフが何人いるのかもわからない。
私らとカウンター客以外は皆さん宴会コース料理のようで私らはアラカルト。前述の背の高い男性スタッフは私の視線を見るんです。オーダーするタイミングが私とバッチリ合うのは先方も相手を見てるんだろう。
「空いてるお皿お下げします。もうすぐ八宝菜来ますからね~」
「八宝菜なんて頼んだの??」
ここは中華料理屋ではないが、味は専門店クラスのものだった。入ってる具も多い。
八宝菜.jpg
チーズオムレツ。
4人いるから独占できないのがウラメシイくらいの味。
オムレツ.jpg
ソーセージ盛り合わせ。
そこらのビヤガーデンを超えた脂のノリ。
ソーセージ.jpg
ベーコンの入った何とかサラダ。
私は既に燗酒を飲んでいるのだが、(会津の酒でした。)ここで耐え切れずにビールをお願いした。
ベーコン入りサラダ.jpg
おそらくこの店でいちばん高いメニュー、仙台牛のステーキ。
ステーキ.jpg
ステーキUp.jpg
時間が経ったが、店内、凄い賑わい、嬌声である。
何せ見るからに主婦層なので、育児、亭主の世話から解放され、声高に喋ってる。
後から入店された2人連れが道路側、入口側にあるカウンター4人席に通された。そこしか空いてなかったのである。その2人組は男女ペアで私以外の男性客が2人増えたことになる。これ以降のお客は全部お断りしてましたね。店内満席。席数は24で女性客が21で男性客3という比率に。。。
カウンターは道路側なので、そこは引き戸が開閉するから外からの風がすぐ来て寒いかもしれない。誰かが入って出る度に男性スタッフが、扉は閉まったかな?確認するように押していた。
熱燗のお替りも、目でサインを送り、徳利を指して、人差し指を立てるだけで通じたし。

五目焼きそば。八宝菜とかぶりますが。
五目焼きそば.jpg
締めの五目おこげ。
五目おこげ.jpg
この店の名物は、牛タン煮込み、ワタリガニのパスタ、エビマヨです。腹が膨れてそこまでは至らず。。。

話題は内々の話なので書けないのが多いけどひとつだけ。
私が上州まる飛で現地のリーダークラスと宴会に呼ばれた記事で、その席に、かつては社内で困ったちゃんのヤンキー坊やだったのが、今は更生して出世頭になっている男性がいる。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-26-1
その男性は後輩を冷やかしたら私にツッコまれ、
「自分、あん時、〇〇さん(私のこと)に引きとめられなかったら、この会社、辞めてました。。。」
その男性を異動させ、何とか更生させてくれって引き渡したのが今日のスタッフなんです。
「そんなこと言ってたんだ」
「彼も出世したね」
「注目されてるからね」
「私らの上司になったね」
女性だからってのもあるが、かつて面倒を見た彼が今は上役になったのを誰も妬まない。嫉まないメンバーです。

この店は和食、中華、韓国、イタリアン、創作料理とメニューはバラエティに富んでいるが、多国籍料理店や中途半端な創作料理店にありがちな、やっつけ料理や店側の押しつけを喰わされたりする店ではなく、どれも専門店で通じる味、ボリュームに驚嘆しきりであった。
これだけ喰って2万円でお釣りが来たよ。4人でビール×8、日本酒×6、サワー系×3だったと思う。
(実は勘定が間違っていて、俺は日本酒を3杯飲んだのに、1杯しかチェックしてなかったのが後で判明したけどまぁいいや。)
週末は予約しないとムリ。
ひとりで来る店ではないな。最低でも3人いないと料理のアラカルトチョイスに限界があるな。少食者は止めた方がいいかも。
まさかと言ったら失礼だが、三ツ境に意外な優良店を発見したよ。
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