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立場変わって。。。 [人間ドラマ]

ジャン妻はZ女史(呟きⅠでよく登場したエキセントリック女)という人物が嫌いらしい。
「女史と打ち合わせがてら食事にいってもいいか?」って聞いたら
「ダメ!!」
「???」
「何かイヤなの」
「何処が嫌いなのさ?」
「感情をぶつけてくる人は苦手なの」
俺なんかそういう社員は逆にやり易いけどな。
こりゃぁ嫉妬だな。でも女房妬くほど亭主モテないですよ。

女史の現場に行った。新人が入ったので行政に登録に行ったのです。
「よかった。ちょっといい?」
控室に引っ張り込まれた。何だろう。何か問題でもおきたか?
「お昼まだ?」
「うん。まだ」
「今日、新薬のメーカーさんの勉強会で、お弁当が二つ余っちゃったのよ。一つ食べない?」
「余ったの?」
「ゴメン余りモノってわけじゃないんだけど、急に欠席者が出ちゃって」
そりゃもったいないな。時刻を見たら12時半だった。いますぐ役場に行っても昼休みで係員は少ないだろうし。
「じゃぁ1個いただきます。でもメーカーさんの手配した仕出弁当だから勉強会に出席しなきゃなんないのかな。」
「出ないでしょ?」
「出ないですよ」
そんな義理ない。でも前に現場にいた頃はこういう勉強会にも出ましたよ。隣室で勉強会は始まっているが、控室で先にガッついた。
笹巻すし本舗ゆしま扇の仕出弁当だった。
http://ohgi.co.jp/wp314a/
会席弁当.jpg
おこぼれに預かっておいて文句言うわけじゃないが、こういう仕出し弁当ってのは過去に喰って美味しかった記憶がないんだな。マズイとは言わないが冷えてるし。ボリューム不足だし。
俺の嫌いなカボチャの煮物はあるし。酢の物もある。
ご飯に薄っぺらな松茸があった。純国産じゃぁあんめぇよ。
量は少な目かなぁ。軽食って感じだね。
貰っといて何だが、ブツクサ言いながら喰った。
おかず.jpg

その後の見返りというか。喰い終わったら女史はエラい剣幕で、
「最近、本社はウチをどう考えてんの?」
「あん?」
イロイロと苦情が出た。
でも私はもう現場のマネージメントをする立場ではないし、現場全体から引いたポジションになっているので受け流すしかない。
「最近は会議に出ても・・・そういや○○さん(私のこと)会議にいないわね・・・新しい会社、新しい店長ばっかり紹介されてさ。その人らに凄く気ぃ遣ってるのはわかるけど、もともといたアタシたちはどうなの?おざなり?群馬の会社もそうなの?」
「もともといた俺らは新しい側に気を遣う側なのよ。俺らが1年間、上州に送り込まれたのもそうなの」
「何だか○○さん(私のこと)は向こう(上州)で楽しんでて、こっちへ帰って来たがらなかったって聞いたわよ」
「だ、誰がそんなことを・・・」[あせあせ(飛び散る汗)]
(事実そうだったけど)

俺らの上州赴任もそうだったが、今の上層部は次々に増えて行く新しい現場の対応だけで精いっぱい。そこがコケると新利益を産まず困るからである。
だが女史他、もともといたオリジナルメンバーはおざなりになっている。私が女史と接する時みたいに個々に対応するスタイルは従業員数がベラボウに増えたので無理だと思う。

私が昨今、上州の社員にベッタリなのもやり難いらしく、「今後は上州への執着はしない方が。これからはこの現場に対しても希薄になっていくと思いますよ」みたいに言われた話は書いたね。薄っぺらな対応でいいということである。
私は管理部門に廻されたことで今は冷めた目で見ている。

処理済~女史の後姿.jpg「俺はもう現場部門じゃないから会議に出る立場にないの。」
「今は何処の部署なの?」
「管理、事務部門だモン。現場のオペレーションには口出しできないのさ」
「そうなの?」
「前の部署、現場部門に戻してくれって上申したんだが叶わなかった・・・」
「そ、そうなの?」
「情報として本社に話はするけどさ・・・」
もう俺は力になれないよって言いかけたがさすがにそれは思いとどまった。

「最近、ウチに入った派遣のこときいた?」
「先日登録した人か。何かあった?」
「もうこれよこれ」と言いながら女史は腰の前辺りをV字型にさすった。
「???」
「短パンで出社してくるのよ。ウチの子のパンツじゃあるまいしさ。」
「た、短パン?」
「職場に来るカッコじゃないわよっ。ナメてんのかって」
「いまどき、そういう大胆なカッコして電車乗ってる子って多いね。派遣の場合は現場で直接言ってもいいけど会社対会社の契約だから、窓口から先方の営業に話した方がいいかもな」
「担当に電話したら、年配の女性はそういうの気にしますよねとか言われてプッチ~ンよ」
誰だそんなこと言ったんは?
私は内心でオカシくてオカシくて。こっちもつられて変な失言しないよう気ぃ遣った。

おやつ.jpgブゥブゥ文句言われたら小腹が減ったぞ。
あの程度の弁当で満腹になるわけない。2個余ったんなら2個とも喰っちまえばよかったゼ。
次の現場に行く前にモスでおやつ。
「マヨネーズ少なめな」
「ハイ、フィッシュ、マヨネーズ少なめぇ~」
「ジンジャーエールも氷あんまりドカドカ入れないでくれ」
「・・・」


次の現場には再婚して産休に入る女性社員がいる。そヤツの免許証の書換→届出に行ったの。
「前にもやったよな」
「しーっ」
唇に指をあてる。
「書き方わかんだろ」
「ハイ・・・前にも2回、やったし・・・」
2回とは初婚、離婚だから。そして再婚ね。
「今度こそ幸せになれ」
「今度こそは余計ですっ。しーっ」
この女性社員は一時期、Z女史の部下だった時期があるが、お互い磁石のプラス同士で上手くいかなかったみたい。

翌日の明け方、女史が夢ん中に出て来た。
出社時間にメールした。「何かあったんか?」
「別になにもないわよ。ゆ、夢ん中まで何か迷惑かけてたアタシ?」
おうおうよくわかってんじゃねぇか。
女史にしては殊勝でかわいらしい返信であった。
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