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麺や又べえ [ラーメン]

お店.jpg
今年の夏前からM市街を公用でウロつきまわるようになった。なかなかソソル飲食店が散見される。
M市合同庁舎近くの半透明な優しすぎるラーメンから遠ざかり、M市役所前にある支那そば屋さんのニューフェイスの赤い暖簾を潜った。
この店は2012年暮れに出来た店で、M市税務署の近くにある行列のできる有名店、「支那そば亭」の暖簾分けだと聞いた。
この地で開業したのは店の向かいにできた新庁舎が完成することを見越して移転してきたらしい。
市の紹介を見たら市役所関係者の来店が多いと謳ってた。逆に夕方からの集客が課題だという。
税務署近くから新庁舎前へ暖簾分けならお客さんもバッティングしないし、本家に迷惑もかけないだろう。

まてよ。。。???
M市税務署だと。。。???

閃光のようにフラッシュバックッ!!思い出したぞっ!!
私は数年前にM市の税務署に呼び出され〇〇税の追加徴収を督促されたことがあるんです。
何の税かはご勘弁ください。

そうか、私は今年になって初めてこの街に来たんじゃない。その件で数年前に一度来てるんです。
あの時の記憶が浮かび上がってきた。

督促されたんです。税務署さんは取れるところから徴収しようとする。それが仕事だからね。先方は私と連絡取ろうとしたらしいが、携帯電話に慣れた私らは家の着信って確認しない習慣がついてしまっているのと、私もジャン妻も同会社の共稼ぎで平日は不在に決まってる。
連絡のすれ違い行き違いが1ヶ月近く続き、私と直接に連絡取れないモンだから身内を探し回ったらしく、ジャン弟の嫁から連絡が来た。
「お義兄さん(私のことね)、M市税務署から・・・」
「???」
「電話がつながらないって」
「どんな内容だった?」
「〇〇税とか、延滞金がどうとか」
なんだろう。ここで初めて税務署に電話した。

「俺を探しているようだが。。。」
「???」
「俺を探し回る理由を。。。聞こうか。。。」
まるでG13と依頼人の会話みたいだった。

しばし保留音で待たされ、「どういったご用件でしょうか?」
私はムッとした。
「用があんのはそっちだろうがよ」
担当者に代わって内容を聞いたら〇〇税を支払ってくれと。加えて延滞金が増えちゃってたのである。私もそっち方面、税法上の知識がなかったのもあるが支払う気持ちはありますよ。そこを持ち上げればいいものを知ってて払わなかったみたいに疑うような文言を言われた。
私は相手側の木で鼻を括ったような対応にムッとした。
相手の説明は難解で電話じゃ埒があかない。「詳細をご説明します」というので税務署に赴いたの。

対応した相手は若造でね。「あの電話での失礼な文言は何だ」って憤る私に対して丁重に詫びながらも・・・というか慇懃無礼な対応でしたよ。私に対してハッキリ「脱税」という嫌~な単語を使いましたね。
私は、こんな若造を出すなよ、もう1名、立ち会えよって思ったのと、先方は徴収したい、私は「延滞金に関してはそっちの手落ちだろ」の平行線になった。
当時の私は今より若くかなりトンガってたので、静かに怒りを押し殺すように声音を発したが結局は怒声みたいになってしまった。
相手の若造はフロアにいる他の職員たちに聞こえた筈だが誰も助けに来ない。

「払えばいいんだな」徴収額を現ナマで叩きつけたが、延滞金が絡むので、「延びた日数がこちらの計算ですと〇ヶ月と〇〇日間でよろしいでしょうか?」と同意を求められ、その場で現金決済というわけにいかなかった。後日、書面が届いて後で振り込んだと思う。
「その内容が届くまでの日数は追加すんなよっ」って念を押した。

だがすぐ振り込んだ後日、ま~た督促状が届いたのに呆れた。
「振り込んだだろうがよっ。確認してねぇのかっ」
そしたら詫び状が届いた。これで終わりにしてくださいみたいな平謝りな文言もあったね。脅されても詫びても徴収できれば彼らはいいわけです。

私が今いる店、「麺や又べえ」はその税務署の近くにある店からの暖簾分けの店です。
本店と違って行列なんかできてない。本店にも興味がなくはないが、まず足が向かないだろうな。

この店のウリは、隣のお客さんが喰ってたのを見たのですが、ニラそばといって、生のニラとチャーシューの細切りがドサッと載っている韓国料理っぽい味のアジアそば。如何にも辛そう。
ここで喰ったことのある辛党のヤツに聞いたらユッケジャンスープのようなものだという。

引き戸を開けたら気だるいブザー音がする。音で厨房のスタッフが客に気付く。狭い店で壁に沿ってカウンター席10、背後にもとりあえず作ったようなカウンター席が3席あるだけ。
にぼし、と表示されたダンボールがデンと置いてあった。
メニュー.jpg
ニラそばはキツイなぁ。。。
まだ仕事中だしね。ニラとニンニク、辛い系はもともと好きじゃないし。
私もこのトシになって好みが変わり、コテッコテなのは避けてアッサリ系を好むようになった。無難に支那そばにしてみた。
中華そば.jpg
ニラそばなんて亜流があるからガツン系の店かと思わせるが、看板の通りアッサリ魚介系のスープ。鰹節や煮干の香りが鼻に抜け、正統派の醤油の香りが口の中に広がる。
チャーシューはトロリ。麺は細め。縮れが少ない昔からある中華そばの麺です。スルスル入ってしまった。
惜しむらくはスープがイマイチぬるかったこと。刻みネギが多過ぎ。ネギは好きだけど、あんまり多いとネギの香に負けてしまい、口ん中のスープの味が変化しちゃうんだな。
琥珀色のスープ.jpg
麺.jpg

あの時私に怒られた担当官、若造も本店でこの系統のラーメンを喰ってたのだろうか。
今はもうちょっと出世してるかもしれない。それとも異動したか。
年齢を経た今思うには、彼らは損な役回りで自分の金でもないのに怒鳴られ嫌味言われ、若い職員だけに気の毒だったなと思う余裕もできたが。。。
当時は若かった。。。
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