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上州ダブル出張 [居酒屋]

ジャン妻と2人で上州へ出張した際の出張申請の時、私とソリが合わない〇長から、
「いいけど。夫婦で出張に行くとね。何しに行ってんのって変に言う人もいるから気を付けてね」
奥歯にものが挟まったように言われた。釘を刺したのである。
何を気を付けてねなのか。
コイツ嫌味かと思ったが。。。

伏線がある。
現場統括責任者で伊東甲子太郎というキャラがいるのだが、伊東の妻も支店長なんです。俺らと同じ夫婦勤め。
ウチの社には他にも夫婦勤めが6組、計8組もいると~ってもいい会社?なのです。まぁそれはいいけど最近、経理の女性が伊東からあがってきた社内接待領収書を見て眉を顰めた。

伊東がエリア長数人を集めて何かの会議の後で社内接待だか懇親会になった。いつも1ヶ月に1回程度は集まっているそうだがまぁそれは伊東の権限だからいい。
問題なのは、あがってきた領収書と接待交際費明細に参加者の名前を書くんだけど、その中に伊東の妻が時折参加しているという。
伊東の妻女はエリア長でも何でもないので単なるゲスト、お呼ばれ。
経理は領収書をチェックして、「これなに?伊東夫婦の夕食を一度で済ますため?」って勘ぐったそうである。
勘ぐられても仕方がなかろうて。そういうのって経理、総務の女性社員の噂になるものなのだ。伊東本人は深く考えてないのかも知れないが、会社ってそういうものなのだ。

冒頭、私が普段ソリが合わない○長からの釘刺しはイヤミでも何でもなく、
「アタシたちの立場を考えて忠告してくれたと思いなさい」(ジャン妻)
「何であんな釘をさされなきゃなんないんだ。今回のダブル出張はそっち(ジャン妻の部署)から私も同行して欲しいって言って来たんだろうが」
そうなんです。私は同行を求められたの。私は上州のスタッフへの抑えが効くからです。
「そうだけど。アタシのおかげで大好きな出張に行けてよかったねぇ。アタシに感謝しなさいよ」
今回の出張の夜はアナタがおごりなさいと言わんばかりであった。

私は現地で仕事があったので午後に先入りした。夜に後からやって来たジャン妻が言うには、
「会社のボードにぐんまちゃんを貼ったでしょ」
「貼ったよ。。。」
ぐんまちゃんがいくっ.jpg
ぐんまちゃんとはご存じ、ご当地マスコットキャラです。ゆるキャラグランプリ3位。そこらじゅうでアピールしてるポニーのキャラ。
会社には各社員の本日の予定、行き先を記入するホワイトボードがあって、私は自分の予定、行き先を書かずにプリントアウトしたぐんまちゃんをペタッって貼って出てきた。
「それが何かマズかったか?」
「そういうことするから上州で遊んでるって見られるっ。だから〇長から今回の出張は気を付けてなんて注意を受けるんじゃないのっ」
「そ、そうかぁ?だってぐんまちゃんだぞ。有名だぜぇ。こっちに出張行ったってわかんだろが・・・」
「止めてっ!!」
「・・・」
「ちゃんと行き先を書けばいいのっ」
「・・・貼っといたぐんまちゃんは剥したのか?」
「剥してアタシのデスクの引き出しに貼ってあるから。もうそういうこと止めてっ」

イケイケストリート.jpg
NANA.jpg
お品書き.jpg
お通し.jpg
何でビールにこういうお通しを出すかなぁ。ショウさんどう思います?
「これは日本酒だね」(ジャン妻)
日本酒も冷やでいただいたのだが、マスターが、「まだボトルありますよ」
「まだあったのか。。。」
今年3月、この地を去る前のものである。
マスターに「飲んじゃっていいよ」って言ったんですけどね。
最初の一杯.jpg夏らしく.jpg
処理済~ボトル.jpg処理済~マスター.jpg
マスターめ、俺がひとりで来る時はそんなこと言わないのにさ。(苦笑)
和牛すき焼き1.jpg
和牛すき焼き2.jpg
和牛すき焼き3.jpg
「夫婦で出張行くと変に勘ぐられるったって、俺らを上州にトバしたのは会社じゃねぇか」
「・・・」
ジャン妻は、何を言ってんのこのバカといった表情である。
「伊東が社内接待の領収書に奥さんの名前書くのが悪い。そうだアイツが悪い。アイツのせいで俺らの出張も変に勘ぐられる。」
ジャン妻は、この度し難き亭主といった表情で、「他人のせいにしないの・・・」
グラタン.jpg
厚焼き玉子.jpg
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酒盗合え.jpg
自慢じゃないが、私は社内接待で領収書貰ったことや清算したことは一度もない。
ジャン妻に言わせると私はこう見えて案外と経理課の女性に評判がいいそうである。経費もまとめてドバッと提出せずコマメに清算するので。

だが領収書に私の名前を使われたことはある。
社内領収書だとだいたい1人辺り3千円程度の目安ならいいんだけど、合計金額が高くなるとその場にいなかったヤツの名前も書くそうである。
でも経理はその名前を見て、「このメンバーでこの人の名前があるのはオカシイ、調整の為に後から便宜上付け足したな」っていうのがすぐに見抜くんだな。
「伊東のカミさんは領収書に名前だけ書かれて実際は参加してないんじゃねぇの?」
「だったら伊東さんバカだよ。そうやって勘ぐられんのわかってるでしょう。なのに奥さんの名前書くなんてさ。」
「アイツのせいでこっちまで嫌味を言われて。。。」
「嫌味じゃないの。私たちの為を思っての助言だと思いなさい」
何を大人ぶって。
「アナタは喜んで出張に行くのが表情に出過ぎてるのよ」
「・・・」
「もうぐんまちゃん貼るのやめて」
「・・・」

翌日の夜。。。
ジャン妻と22時半に夜道を歩いてたら、NANAのマスターがいつも店の前に停めてあるMY自転車で走ってきた。
「どうも~」
「こんちは。あれ?今日は?」
「いやぁ、今日、全然お客さん来ないんで、早めに閉めちゃったんです」
「もう閉めたの?早くない?何してんの?」
「いやぁ、この時間帯って街はどうなってんのかな~、どの店が開いてるのかな~と思って」
じゃぁおやすみなさいと言い置いてって、猛スピードで闇の中に走り去っていった。
マスターが自転車で走ってった.jpg
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