So-net無料ブログ作成

ビールに合うおとおしを出してくれ [居酒屋]

マスターが寝ちゃったから早く出てがまだ飲み足りない。
うさ子は休みなのでこちらへ行きました。
NANA1.jpg
「ビール!!それとビールに合うお通しを出してくれないかな」
「えっ??ビールに合うものっスか?」
「うん」
ここでマスターは考え込んでしまった。
「ええっと・・・ビールに合うやつ。合うやつ。。。」
ひとりごとなのか私に聞こえるようにかブツブツ言いだした。腕組んだり首を傾げたりしてる。そのうちしゃがみこんでストックを引き出したり、これもダメ、あれも合わない、取っ換え引っ換えして出したりしまったりしている。
何を考え込んどるか?そんなに難しい注文してるか俺は?
普段、「自分、なんも考えてないスから」が口癖だしな。たまに考えようとするからだよ。
「ないっスねぇ」
「ないぃぃ?」
そしたら時折見かける常連さんが、「最初に出た豆腐は?何ていう豆腐?」
「胡麻豆腐」
ホレ見ろ。そんなんだろうと思ったよ。そんなんビールに合うかい。
「そうだ。あれ行こう!!」
マスターは厨房に引っ込んで火をいれた。
「お待たせしました」
出されたのはこれ。
お通し.jpg
これぞビールに合うおとおし??
きのこの煮物じゃないか。定番でありますよねショウさん。
このキノコ汁ってご飯ものがなくなった時、「キノコ汁ならありますけど」というマスターの言い訳、客とのおとしどころに過去3回くらい出たことがあるからね。さては余ったな?
「どうっスか?」
「・・・まぁまぁかな・・・」
濃い味なのでビールに合わなくはないけどね。でも前に何回も食べてますよ。マスターめ。考えに考えてこれかよ。ったく。(苦笑)
最初の大事な一杯.jpg
メニューを見たら、和牛とかフライとかソソるものが結構あるじゃないか。群馬八幡には悪いけど、あっちでおじいちゃんに絡まれるくらいだったら、最初っからこっちに来ればよかったかなぁ。
お品書き1.jpgお品書き2.jpg
お品書き3.jpg
「この牛肉の赤ワイン煮ってビーフシチューみたいなヤツ?」
「まぁそうっス」
「じゃぁそれ」
はつもの.jpg
これは美味しいねと声を大にして言いたいですがベタ誉めするほどのものじゃない。出される前からどんなルックスか、喰う前からどんな味か想像ついたけどね。
ワインが合いそうだね。日本酒にも合いますよ。
組み合わせ.jpg
「初めてじゃないこれ?」
「いや、そうでもないっスけど・・・」
俺は初めてなんだよっ。後は何を喋ったかちょっと覚えてないんですが、10月か11月にまた来るからヨロシクと言って出ました。
(ところが10月は宴会に引っ張られ、来れなかったんです。)
壁に飾る秋のもの.jpg
NANA2.jpg
夜のIKEIKESTREET.jpg
ホテルに戻りました.jpg
前回の豪雨の8月、そして9月の今回、私はこっちの従業員とは誰にも会っていません。
既に書いたように現場でゴタゴタしていて、私が火中に飛び込むと会社全体の統制が崩れかねないので自重しました。
でもそれは歯がゆいし、一抹の寂しさはある。翌朝、帰京する高崎線上り電車でも携帯が鳴ったけどすぐには出れなかったのだ。戻ってしばらくしてからからAという女性社員(聖なる酔っ払いオンナ)にどーしても連絡せにゃならん一件があって、その結びに、
「黙ってて悪かったけど、実はいついつの夕方頃、遅い時間に群馬の〇〇役所に駆け込んでたのよ。敢えて今回は皆に会わなかったけど・・・」
「!!」
「ゴメンな・・・」
Aはややムクレた。
「こっちに来てアタシたちに会わないで帰るなんてっ!!」
「スマン。。。」
でもAはバカじゃない。「ちょうど私も皆も荒れてたので、来たらアブなかったかも・・・」
やはりそうか。外して正解だったかも知れない。
だがそうそういつまでも避けていられない。10月になってまた公に行かなくてはならなくなったのだが、行く前に、現地のオバさん社員からこんなメールが届いたのである。
「次回、来る時は髪の毛を生やして来てください」
(-”-;)
コメント(2) 

愛されて梅ふく [居酒屋]

群馬八幡のおじいちゃんから解放され、市の繁華街?に戻って飲み直しです。
ムード音楽が流れる中央銀座アーケード。。。
アーケード1.jpg
住んでた頃に中央銀座アーケードを歩いても、呼び込みさんからあまり声を掛けられなかった。
それは私が市の住民で時折この界隈を生活圏にして歩いており、自然とカオを覚えられたからだと思う。
だが出張で来るようになったら声をかけられるようになった。呼び込む側も、コイツは出張=接待=会社のカネ=カモという嗅覚が働くのであろう。
でもこっちはひとりなので、私なんかよりも数人連れのサラリーマンに声を掛けている方が多い。向こうも仕事なのでこっちは軽く掌で遮って黙殺する。
時折、怪しげな女性が立っていたりする。
アーケード2.jpg
2月15日に大雪で崩落したアーケードの撤去はいつの間にか完了していたそうです。アーケードは設置後、40年以上経過しており、今後もアブない箇所がありそう。
中央銀座アーケードをくるまも通行するのにちょっと違和感があったが、実はこの通りは市の管轄で市道だそうですね。
全長は430mで、中紺屋町、寄合町、新紺屋町を一気通貫している。
アーケードってのは、そこまで来れば雨降った日なんかは濡れなくていいけど、現状はシャッター商店が多いし、閑古鳥は泣いてるし、商店街の印象も暗いです。どの店もレトロでくたびれています。
このアーケード隣にある柳川町にはとうとう足を踏み入れずに終わってしまったなぁ。踏み入れたらヤバかったかも。。。
でも何故か柳川町のスナックのママの名刺を1枚持ってるんですよね。
アーケード3.jpg田じま食堂.jpg
アーケード通りの真ん中くらいにある例の店。
20時30分です。もう入る前からどうなってるかは想像がつきます。
点いてる.jpg
開いてるぞ.jpg
「ゴメン!!今日はもう酔っぱらってるから・・・」
今日は?
今日もでしょうよ。
この時間帯に来ると殆どデキあがってますね。常連さんと離れて端っこに座ろうとすると、
「何で隅っこに座るのぉ?もっと真ん中ぁ真ん中ぁ、俺の前に来てよぉ。寄って寄って寄って・・・」
ロレツが廻ってませぇん。

この店、早い時間帯ならアジフライやトンカツ、テキ、天ぷらが出来ますが、まぁ油モノはいいトコ19時半までですね。
でも早い時間に来てもマスターがシラフでオモシロくないし、19時~20時台は混むし。。。
だいたい21時で看板ですが、20時過ぎたらもうこんな調子です。
アジフライとかはとっくに諦めました。ポテサラ、マカロニサラダ、おでんばかり喰っています。
ポテサラ.jpg
支那竹です。
味がしっかりしみています。でも量が多くて、食べても食べても減らないのだ。包んで貰ってNANAのマスターにあげちゃった。
メンマ.jpg
ボケボケですがおでんです。
大通りにもおでん居酒屋、安兵衛があるけど、あっちは塩っ気が強いのね。こっちの方が薄味で慣れてしまった。
おでん(ボケてますが).jpg
「ここんとこ○○さんがお見えにならない。。。」(ママ)
「あの人は今、〇梨に転勤されてますよ」
「ええっ!!そうなの?」(ママ)
処理済~いろいろ.jpg処理済~ママ.jpg
ぬる癇とポテサラ.jpg
「見てくださいよ。(私に向かって)マスター、コップでもって、酒をくれって付きつけるんですよ」(常連さん)
「飲ませろって?」
その常連さんは帰り際に、「マスターをよろしくお願いします」って言って先に帰られた。
「えっ、ひとりにしないでくださいよ」と私。店内のお客は私だけになった。
マスター(モーちゃんと言います)は私の隣に座って肩を抱くし手を握るし、この店を皆さんが愛してくれるのに感謝感激、熱く語ってました。
「後9年は営るから・・・」
「前に10年って言ってなかったっけ?」
「それから1年経ったから」
「ああそうか。。。」
処理済~うとうと.jpg処理済~あ~あ・・・.jpg
寝てしまった。既に暖簾は下がっています。

「カウンターに突っ伏して寝ちゃうのって初めてかも」(ママ)
前に椅子で寝てバックドロップみたいに後ろにひっくり返ったことがあるって言ってました。
こんなんで帰りはどうするのか聞いたら、片付けに1時間くらいかかって、その頃には目覚め、ママの運転で帰って、翌朝には仕入れに行くのでシャンと起きるそうです。
ホント、お客さんに助けられてもってる店ですね。都会じゃありえないですこういうの。初めて行かれる方は驚くと思うので、なるべく早い時間から行き、通しで頑張って20時半くらいまでは店内にいてください。2種類の情景が見れます。1軒で2軒行った気分になりますよ。(笑)
コメント(4) 

群馬八幡のおじいちゃん [居酒屋]

開店前1.jpg
群馬八幡のこの店を17:00開店だと思い込んで駆けつけたら17:30開店なのを初めて知りました。
自販機に営業時間が貼ってあったのです。
自販機に営業時間.jpg
この店は、海の無い県とは思えない魚が供されることがある。外に出ているおススメボードには、ソデイカのお造り、ホヤ、目光りの唐揚、それらが格安の値段で表示されていた。
おすすめ.jpg
おや?
店内、灯りが点いているぞ。カウンターに人がいる。後姿からして工務店風のおじいちゃん。
打ち合わせかな?
でも開店時間まで待ちます。それが礼儀というもの。
開店前2.jpg
17:30過ぎ、大将が出て暖簾が架かったが、外で待ってた私を見て仰天した。
「あれっ?来られてたんですか?」
見ての通りだよ。
「待ちました?」
「うん。待った。そこの自販機見て、ああ、17:30開店なんだなって」
「入って下さってよかったのに。既に入り込んでる方いるんですよ(笑)」
「業者さんかと思ってた。」
「いえいえ、近所の常連の方です」
そうだったのか。既に入り込んでるお客さんはおじいちゃんだった。私は一礼してカウンター端に座った。
ボード1.jpg
ボード2.jpg
煮魚のお通し.jpg
おじいちゃんは地元の常連さんらしいけど、大将にビールをススメたり、自分でオーダーした肴を大将にススメたりしている。
俺にも話しかけてくるかな。チラッチラッと視線を感じるんです。
人寂しいのか私んとこまで寄って来た。
おじいちゃんは私の傍に立って直立不動、こう言いました。
「ワタクシ、ゴセンゾサマがチュウゴクジンデシテ、ニホンジントケッコンシテ。。。」
兵隊さんみたいに上官に報告するように声高に叫ぶんです。そしてこっちが聞いてもいないことを喋くりだした。
大将が、「ホ~ラ他のお客さんに話しかけじゃダメ。席に戻って」とたしなめるが、駄々をこねるように、「マダイイノイイノ・・・」席に戻ろうとしないんだな。
「ワタクシ、アナタミタイナカタ、ダイスキ!!」
しまいに私の右手を両手で握りしめるように握手。これが万力のような凄い力で私はカオをしかめた。さすがに大将が席に戻しましたよ。「ホラ〇〇さん、戻って戻って。今、鯵が焼けるから・・・」
おじいちゃんだから仕方がないけど都内神奈川だったら私は必ず言いますよ。「俺に構わないでくれ」ってね。実際に言ったことが何回かあるモン。でもここは上州だし、お客は殆どが地元の人ばかりだし、そんな野暮なことはしたくない気もしたの。
寂しいんだろうね。
めひかり唐揚げ1.jpg
めひかり唐揚げ2.jpg
「目ひかりの唐揚げ」
「ありがとうざいますっ。目ひかりって食べたことあります?」
「ないけど、これくらいの細い白身でしょ」
「目ひかり置いても、それ何?って言われることが多いですワ。目が光ってるのかって。(笑)身が白くて柔らかいんですよ。」
身が柔らかいだけに、カリッとはいかないが、アタマもホネも尻尾も完食しました。

お爺ちゃんが私の方を向いてる視線を感じたよ。自分の魚をお食べなさいよ。
どうも先日の上毛電鉄、自転車事件もそうだったが、年配者に話しかけられる傾向にあるようである。

最初のビールとお通し&目ひかり唐揚の写真を見ていただきたいのですが、この店のカウンターって何故か2段になってるんですよ。
「前から??って思ってたんだけど、何でカウンターが2段になってるの?」
「ああそれはですね。下の板は自分が日曜大工で後から付けたんですよ。もともとは上の板しかなかったんですが、それだとちょっと高いんですよね。」
「確かに。ちょっと高いかも。上の板は前からあったんだ」
「そうなんです。前はここ、焼き饅頭屋さんだったんでそこを居抜で借りたんで・・・」
そうだったのか。どうも店内のセンスが居酒屋に見えないのはそのせいなのか。
店内1.jpg
店内2.jpg
キャベツの浅漬けと、船尾の瀧です。
船尾の瀧は上州を去る前、ある女性社員から貰ったことがある。
キャベツ1.jpg
キャベツ2.jpg
その女性社員からゴタゴタした情報、相談事が来てるんだけど、私は敢えて現場には顔を出さないで飲んでいる。
(バレて後でなじられたけど。。。)
「アッチノダンナサンノオサケ、ジブンガモツカラ・・・」
私はマスターに頷き、おじいちゃんに「ありがと。いただきます」と聞えるように言った後で、「こっちにツケといてくれ」って小声で言いました。

やや年配の女性客2人連れが来たぞ。
ひとりはこの店初めてみたい。ホ~ラ、おじいちゃんの目がそっちに向いた。ま~た話しかけたがってる。さっき私んトコに来たのと同じように自己紹介が始まった。
私が横目で苦笑しながら見てたらマスターもその辺はちゃんと抑えてるようで時折制止します。常連さんならともかく初めてのお客さんにはそういう洗礼は避けた方がいいんだけどね。あまりお客さんのことをあれこれ書かない方がいいんですが、まぁアットホームな情景だと思ってください。
私の心配をよそにその女性は、
「ハイわかりました。よろしくお願いします。じゃぁまたねっ!!」
ピシャッと言い切ってましたね。さすがかかぁ天下の国だけある。
自己紹介中.jpg処理済~ひとりで頑張る大将.jpg
これはその女性客からいただいたミョウガ。
甘いミョウガでした。私は締めにざるそばを喰おうと目論んでるんだけど、
「ざるそばの薬味に入れたらいいかも」
大将はここで、ニヤッと笑った。原価がタダだからと思ったに違いない。(笑)
ミョウガ.jpg
おや?ママがいないぞ?
「ママは?」
「チビの具合が悪いんで看病させてます」
以前、ショウさんの記事でもママがいなかったので、「そういえば前もいなかったですね?」って危うく言いそうになったよ。不在なのはもしかして第2子を・・・な~んて邪推したけど違うらしい。
「あのおじいちゃんがいるからいないのかと思った」
「いえいえ。ウチの仲いいんですよ。自分より(あしらいが)上手なんです」
もりそば1.jpg
もりそば2.jpg
営業中.jpg
船尾の瀧が結構効いたので、19:24の電車で高崎まで戻ることにしました。
「先日は送っていただいて・・・」
「いえいえ。すっ凄い雨でしたからねぇ。」
「ママによろしくお伝えください。それとウチの家内(ジャン妻)が一度ここに来たいって。どんな店か見たいってさ」
「笑」
おじいちゃん、女性客に一礼して出ました。店の外にはおじいちゃんが乗って来た自転車があったが、大丈夫だろうかね。
群馬八幡駅.jpg
上り電車.jpg
そういえば、俺の傘はどーなったんだろう??
コメント(2) 

マスターは幽霊がお嫌い [居酒屋]

このおとおしを見てくださいっ。
またかよ.jpg
2時間前に喰ったおとおしとほぼ同じですっ。
おとおし.jpg
蛸と胡瓜の酢の物。。。(ワナワナワナ。。。)
続いたのは偶然だけど。。。
でも前に酸っぱいの苦手だって言ったじゃんか。

さて、気を取り直して。(酸っぱかったですよ。頬が痛くなったモン)
「先日は2階を利用してくれて。。。」(マスター)
「ああ、あれね。何人くらい来たのさ?」
「ええっと、10人くらいです」
「後で聞いたら若干、荒れたらしいよ」
「そ、そうなんスか?静かでしたけど」
「一部の男性管理者が2人ソリが合わなくってつかみ合いになりかけたんだってさ。バっカじゃねぇかみっともねぇ」
「そ、そうなんスか」
「やっぱ自分がいねぇとダメだな」
「そ、そうっスね」
何がそうっスねだよ。俺は呼ばれなかったんだよ。

「ポテトサラダなんてあるんだ?」
「ありますよ」
「まさかその辺のスーパーで買って来たやっつけじゃないでしょうねぇ」
「さぁどうでしょう。いきますか?」
これがメチャ美味かったのです。私はこの街だと○ツレ、食いもの屋亮のポテサラをおススメしますが、今宵のNANAのポテサラも充分それに近い線いってました。
ポテサラ.jpg
ビールとポテサラ.jpg
キンメ刺身は軽く炙ってあった。脂のノリがいいです。
キンメ.jpg
ビールとキンメ.jpg
2軒めなので僅か2品しかオーダーしなかったが、簡単なものでもこれだけの料理が出たので、最初のおとおし・・・私の嫌いな酢の物・・・しかもこの日2つも喰ってしまったので胃袋がもったいなく思った。
「美味いよこれ。ポテサラも」
「そ、そうっスか。どーも。。。」
「おとおしより美味いワ」
「そ、そうっスか。あっ、そういえば酸っぱいもの苦手でしたっけ?」
今頃気付くなよバーロー。
「いいよ。もう喰っちまったし」
1軒めでも同じものが出たとは言わなかった。頼むからビールに合うおとおしを出してくれないかなぁ。
お品書き2.jpg
お品書き1.jpg
マスターは五分狩りだった。
「何でまたそんな髪型に?」
「いや~。暑いからっス」
「さては浮気がバレたとか?」
「そ、そんなっ。浮気だなんてそんな・・・(最初は声が大きかったが徐々に消え入りそうな声になる)・・・本命がいないっスから・・・」
「・・・」
濁り酒?.jpg
生ぬるい風が吹いている。
扉は開きっ放しで、突然風が吹いて暖簾が店ん中にはためき、見えない誰かが入って来たかのようだった。
そこで私が止せばいいものを、「誰か生霊が入って来たんじゃないの?」と言い放ったらマスターがギョッとした。
「そうだよ。誰か幽霊が入って来たんだよ」(先客の常連さん)
「最近、常連さんで亡くなった方っていない?こういう生ぬるい夜に久々に飲みに来たんだよ」
「や、やめてくださいっ」[あせあせ(飛び散る汗)](マスター)
「どうしたんだ?せっかく来て貰ったんだから(私の隣席を指して)かげ膳でも据えたら?」
「じ、自分、そういうのホント怖くて苦手なんで。。。」[たらーっ(汗)]
「そうなの?」
「そうなんスよ~」
「霊感が強いとか?」
「いや、自分、そういうのは全然ダメなんスけど・・・」
だろうな。ニブそうだし。霊感が弱けりゃ幽霊は見えないと思うのだが。
「夏場は幽霊が旬だよ。特に今夜みたいな生暖かい晩は出るって」
「や、やめてくださいホント。。。」[たらーっ(汗)]
大丈夫かよ。マスターのこの怖がり方はちと度が過ぎないか?そんなに嫌い、苦手なのかい。

夏はホラーのシーズンでもある。暑いから背筋が寒々するのに抵抗ないでしょ。
子供が夏休みで田舎に帰省して、夏休みだけ会えるお友達と遊んで、夜は宿題も自由研究も後回しにして、スイカを齧り、麦茶を飲み、花火を見て、近所の墓場に繰り出す、そういう場面ってありますよね。夏休みはお盆休みとも重なるし。ご先祖さんの霊が帰ってくるんだし。
(今の子供たちはゲームばっかりやってるから肝試しなんかしないんだろうけど。)
最近はあまり映らなくなったが夏は怪談話が旬だよ。スカパーとかでもホラー映画特集とかあるし。
日本で寒い冬に出る妖怪、幽霊なんてのは雪女ぐらいだろ。

「今夜みたいな生ぬるい夜は出るわよぉ~」(常連さん)
「そういえばマスターの自転車に2人何かが乗ってたぞ」
「もうマスターの肩に乗ってるよ~」(常連さん)
「や、やめてくださいよぉ。乗って帰れなくなるじゃないですかぁ」[あせあせ(飛び散る汗)]
「どうせ電動なんだからゴーストが自転車こいでくれるよ。それとこの店の、マスター背後の白い壁、そんだけのスペースがあるんだから誰かに幽霊の絵でも描いて貰ったら?」
「そ、それって何か意味あるんスか?」
「背後霊だよ。護ってくれるかも」
「いや・・いや・・・(慌)、勘弁してください」[たらーっ(汗)]
ちょっと怖がり過ぎじゃないか。よくそんなんでひとりで店番してるね。
処理済~つっこむ常連さん.jpg処理済~マスター1.jpg処理済~マスター2(キンメを炙ってるとこ).jpg
私だってホラー映画は見ないですよ。ジェイソンもフレディも見ない。ニコラスケイジのゴーストライダーってのを見たけどあれはホラーであってホラーじゃないしな。
リメイクされたキャリー2013バージョンを録画予約したの。予告編見たらイジメられっ子が復讐するような設定になってましたね。そういうストーリーやファンタジックなホラーだったらいいのよ。ゴースト側に正義があって、復讐を成就する為に懲らすようなものならOK。フォッグ(霧)とかね。
ドアが開いている.jpg
マスターはこの日、無事に家に帰ったかな。どこからか、「もうちょっと営ろうよ~」って声が聞こえたかも知れない。
後で知ったけど、ショウさんもこんな悪天候の夜にここからすぐ近くにいたそうですね。

NANAを出ました。
さて、うさ子は移転したかな。夜回りがてら散歩してホテルへ戻るかと足を向けたら、突然、NANAの隣の隣の店のドアが開いて、モーガンフリーマンっぽい雰囲気を醸し出したミドル男性が出て来た。
「あれっ?」
「あっ!!」
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-20
の店だったんですよ。
鬼道楽2.jpg
コメント(2) 

豪雨の群馬八幡 [居酒屋]

台風が来ていますね。
運行状況を見ながら定刻に行くか、少し遅れて行こうか模索中です。

8月のさる(金)に故郷上州へ帰りました。
公用ではなく完全なプライベート半休で同行者無し。ジャン妻は同世代の親戚の通夜で名古屋へ帰っていたんです。
飯田橋のラーメン記事で触れましたが、ジャン妻は多感な10代後半に名古屋に住んでいた時期があって、地理オンチ、電車オンチのクセに近鉄、名鉄にも詳しい。でも何で名古屋に住んだのか、何があったかは私の中では謎に包まれていてジャン妻は私に語ろうとしない。
成人してからは殆ど名古屋方面と付き合いはないようだが、10数年振りに帰省がてら、通夜葬儀の為に名古屋へ戻った。その親戚関係は私は知らないのです。
(金)(土)ひとりで都内横浜にいてもしょーがないので群馬に来ました。そーいう理由です。社の連中とは誰とも会っていません。
(昨日、あまりアタシの名古屋時代を謎、謎、謎って書くなと言われました。でも教えてくれないのです。)
群馬八幡2.jpg
ドーミインに寄らずに高崎駅で信越線に乗り換えて目的地に直行しました。結果的にこれは正解だったんですが。。。
群馬八幡駅で下りたら西の空がアヤしい。
日中の武蔵高萩、西河越、本川越では晴れていたのに。
遠雷がゴロゴロ鳴っているぞ。急がないと。いつもの一本道が長く感じる。
アヤしい空模様.jpg
見えて来た.jpg
早く渡らないと・・・.jpg
ポタッ、ポタッと大粒の雨が私の額や頭頂部に落ちて来た。雨粒がデカいのでヤバそう。
目指す店が見えて来た。こういう時に限って私は道路の反対側にいる。抜け道でもあるので剣崎方面から急ぎ足のくるまが次々走って来る。
渡って駆けこんだ。
入って閉めた途端、叩きつけるような大粒の雨になった。
いざ17時30分.jpg
「アブなかったですね」
「ラッキーでした。直行したのでギリギリ間に合った。駅に着いてから降り出したら諦めたかも。」
まだ17:30なのにもう地元の常連さんがいた。シルバーヘアに帽子を被ったスコットグレンのような人。
「2ヶ月ぶりかな」(私)
「そうでもないんじゃない。先月お見えになったよね」
カレーで日本酒飲んだ時です。よく覚えてますね。察するに、常連さんばかりでいつも見てる顔触れだから、私のような外来人が目立つんでしょうな。
ガラガラ.jpg
凄まじい雷鳴と稲光が。。。
「近くに落ちたね」(常連さん)
稲妻が目線で光るんです。雷鳴もハンパじゃなく、すぐ近くで、頭上で、目の前で鳴り響いていた。
時折外を覗いたら雨雲が低く稲光りに手が届きそうです。東京都心だったら高層ビルが立ち並に、避雷針がビルやタワーの高い位置にあるし、稲妻は上空で光るけど、ここは高いビルもマンションもない。榛名、妙義方面から下って来た雨雲が低い。
出会いがしらの通り雨にしては降り続く時間が長いぞ。常連さんもママも群馬TVのニュースにくぎ付けになってる。「大気の状態が大変不安定で。。。」
まずは・・・.jpg
このおとおしを覚えていてくださいねっ。
おとおし.jpg
雷は上州の名物です。フェーン現象で南部が高温だからです。かみなり銀座ともよばれている。通り雨かと甘く見てたが豪雨も雷鳴も稲妻も止まらない。
店主が外を見ながら、
「この雨じゃぁお客さん来ないなぁ。もうここまで降ると、さぁ外へ飲みに行こうっていう気にならないですよ」
そりゃそうだろうな。ショウさんもこの豪雨なら八幡まで、高崎まで来ないだろう、いいとこ坂を下ってあの店で紛らすだろうなと勝手なことを想ったりした。だが今頃あの下り坂は碓氷川に注ぐ支流に変貌しているかもしれない。
「金曜なのにね。もったいないね」
「ったく。イタイですワ」
「今日だったら絶対に混むから開店早々に来たんだけど。。。」
「(笑)・・・雨の時間分、営業時間延長したりして。前に、そろそろ閉店って時間になってめっちゃ豪雨になって、その時間帯にいたお客さん結局帰れなくってそこからまた、さぁさぁ飲んで~って。。。(笑)」
かき揚げ1.jpg
かき揚げ2.jpg
隣の敷地に熊手?フォークみたいなのが屹立していた。
「あれって避雷針?」
「そう。滅多に落ちないけどね」(常連さん)
「じゃぁあの避雷針をこうやって掴んでたら感電するのかな?」
「・・・」
常連さんは私のバカなジョークに絶句してしまった。
避雷針.jpg
船尾瀧.jpg
新サンマ刺.jpg
新サンマの刺身です。
肝に浸けていただきます。脂がノッて美味。海の無い上州とは思えん。いや、海が無いからこそ、しっかりした魚を出すのかも知れない。
肝に浸けて食べる.jpgサンマ肝.jpg
「骨とアタマ揚げられる?」
「ハイできますよ」
「じゃぁ2000円くらいで。。。」
「そんなにしませんよ。それくらいは。。。」
骨せんべい.jpg
外が光る。去って遠くへ行ったかのようで、また別の雷が鳴る。妙義や榛名からどんどん降りて来てるような。
「雷が嫌いなの?」
好きなヤツなんているのか。
「これぐらいならたいしたことないよ。すぐあっち(東を指差す)の方へ行くから。(ここで雷が鳴る)、あっ、さっき鳴ってったのがまた戻って来てその辺でぐるぐる廻ってるんだね」
戻って来てぐるぐる廻ってる?そんな雷ってあるのか?
処理済~ママ.jpg処理済~店主.jpg処理済~常連さん.jpg
別の常連さんが来た。
「この人、時々来られるんだけど、前は高崎に住んでたんだって」
私は紹介された。そうそう来れないが垣根が取り払われてくるように感じる。

帰りの電車が心配だ。下手したら止まりかねない。19:24で帰ろうと思っていたら、
「駅までお送りします」(ママ)
「えっ!!」
「その方がいい。またゆっくりお出でよ」(常連さん)
勘定すませえ店に横づけしたママの助手席に滑り込んだ。この時、私は店からくるままでの数メートル程度の僅かな距離を、持参した小さい折り畳みの傘を開いた乗り込んだ筈。。。
助手席から.jpg
これがママの運転する助手席です。
「すみませんまさかこんなことになるとは。。。」
「平気ですよぉ。よくあることなんでぇ」
駅前の豪雨.jpg
群馬八幡駅でヒマそうにしてた駅員さんに、「上り、動いてますか?」
「上りは大丈夫です。さっき、磯部駅を出たって連絡がありました」
上りは大丈夫?
下りは支障が出たのかな。まぁいいや。ショウさんも今日は坂を下ったあの店だろうし。。。
上り電車が来たぞ。懐かしの東海道線タイプです。
上り線が来た.jpg
信越線上り電車は北高崎駅を出て高崎駅構内に入る手前で高架橋になるんだけど、そこでノロノロ運転になった。さてはダイヤ乱れてホームに電車がいて入線待ちになってる気配である。

高崎駅に着いたら下り方面の電車は動いていなかった。渋川駅で何か故障したらしい。
この時間帯だと上越線は1時間に2本、両毛線は前橋までは2本でその先も2本、4本程度です。
いつもは車内に空間があるのに、足止め喰らったせいで短い4輌編成の車両は全て激混みだった。
処理済~運転見合わせ.jpg高崎駅構内.jpg
この後、チェックインして一休みしてからNANAに行こうと思ってるんだが、まさかこの天気で早仕まいしてねぇだろうな。あのマスターは自分に甘いところがあるからね。

だけどそれ以前に、駅前は水で溢れていた。
豪雨の高崎1.jpg
おや?傘が無いぞ???
コメント(4) 

右暖簾が空いてた理由? [居酒屋]

まだ夕方.jpg
珍しく右暖簾が空いていた。
私たちはカウンター左端の2席にいるけど、他に誰もお客がいないのです。
「空いてるね。混むのはこれから?」(ジャン妻)
「うん。これから入って来ると思うけど・・・」
後で空いてる理由がわかるのだが。。。

ちょっと不安になったのはお客が少ないのもあるが、調整役のMさん(女性)がいないのです。
スタッフAさんが一生懸命に予約客を捌いているけど何だか心許ない。そこへ4人連れが来て、
「カウンターでもよろしいですか?」
左暖簾のテーブル席も裏の離れも予約でビミョーに埋まっているらしいんだな。でも4人でカウンター?それは止めといた方がいいのでは?お客さんも、「4人でカウンターかぁ」・・・やや躊躇している。
そこから進まないのでマスターが口を出した。
「アーケードの一火の上に鳥火っていう新しい店ができて、そちらならテーブル席をお取りできます・・・(スタッフに向かって)・・・電話で確認してください」
私はマスターの心の声、「支店へ廻す対応をしなさい。気付きなさい」を聞いたような気がした。Mさんがいればマスターが焼きに専念できるのだが、どうも4号店のOPEN以来、若干の異動、スタッフの底上げ等あって、ややレベルが下がった感は否めない。
言われんでも、「4号店へ・・・」っていう発想転換ができないのだろうか。(2号店でもいいですが。。。)
レバ.jpg鳥ネギ.jpg
牛さがり.jpgアスパラ.jpg
うずら.jpg本日の美味冷奴.jpg
今日はマスター以外で誰が締めているのか?私はすぐそういう観察眼で見てしてしまうんですが、私らが密かに「軍師官兵衛」と呼ぶスタッフ、男の子がいて岡田准一さんにちょっとだけ雰囲気が似ている。その人は他のバイト君とあまり群れず、私語も殆どしないで引き締める側に立っている。
「官兵衛(岡田さん)に似てるね」
「だろ?雰囲気がね。びっこひいてないし黒い痣もないけどな。彼はクールで他の学生バイトとあまりベタベタしないんだよ」
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-07-25の後半でその彼について触れましたが、私らはこの男性に着目しています。
その彼にしてもちょっと気が入ってない感じがした。
塩なのかタレなのか、何番テーブルなのか、コース途中なのか終了なのか、滞ってる串はないか、マスターが厳しい目でチェックしていた。
シマアジ&ムツ.jpg
群馬泉が私の方を向いている。「アタシを飲んで・・・」と訴えている。
群馬泉がこっち向いてる.jpg
そしてこうなるのである。
錫チロリ.jpg
だけど18:30過ぎても右暖簾が空いているのはどういうことだ?
引き戸がガラッと開いて背の高い若い男性、イケメンが入って来たと思ったら、この店のスタッフだった。
一礼して私の右隣に座った。私も一礼を返した。今日は休みでこれから飲み屋を探訪するみたいで1軒めに立ち寄ったようです。
「混んで来たら出ますから」
少しだけ話しかけてみる。
「今日はこっち(右側)空いてんな」
「そうですね。珍しいですね」
その彼も、何でこんなに空いてるんだ?と怪訝な表情であった。
焼き場のスタッフとその彼と会話が始まった。彼は今日はお客さんで来店されてるんだけど、私から見たら従業員同士の私語にしか見えないのである。そこだけ盛り上がっちゃってるのは如何なものか。
引き戸が開いてお客さんが覗いても、すぐそっちに意識がスイッチオンされないので、マスターが、「ハイお客さまご案内お願いします」いちいち指示をしてたからね。
マスターが声をかけてもいいけスタッフが気付かなきゃ。そんな大きい店内でもないんだから。
ポテサラ.jpg
「このポテサラは4号店からレシピ盗んで来たのか?うん?でもちょっと味が違うような・・・」
「いえ・・・あの・・・右に座ってる人が・・・」(Aさん)
私は右を向いて、「そうなの?」
「そ、そうなんです。私がちょっと考えてこういう味にしました」
「美味いよ」って言っといた。

あることに気付いた。
電話が鳴らないのである。店側も誰かが気付いた。繋がってもいないのに誰かが子機を持って小機だけ音を鳴らしてる。
私も店の電話を鳴らしてみたが「反応ないぞ??」
左にゴッチャに置いてある棚があって、そこのハブかルーターが点滅してないのである。
「電源抜けてんじゃないの?」(ジャン妻)
ジャン妻はこういうのに詳しい。本社でそういうのがダウンすると必ずジャン妻に復旧依頼が行く。いれば便利なオンナという評価はそこからも来ている。そういう時にジャン妻は、「アタシは経理。システムで給料貰ってんじゃない」って反発する。
「見てやったら?」
「そこまでするのは出しゃばり。お店の人がやればいいの」
この店に限らず職場にひとりでもこういうのに詳しい人がいると店長は楽なんですよ。
板場の男性が配線をイジってる。ハブもルーターも抜けてなければ、一旦電源をOFFしてしばらく経ってから再度入れ直せばいい時がある。
しばらくしたら点いた。繋がった。そしたらバンバン店の電話が鳴る鳴る。
「すみませんちょっとお店の電話の調子が悪くて。。。」電話に出たスタッフは言い訳におおわらわであった。
私は右隣を向いて、「だから客が来なかったのかな?」
「多分。そうかも知れないですね」
少し経ったら、その彼が勘定して出て行った。
「この後、どこへ行こうかな」(その彼)
「3号店(金沢文庫)へでも行ったら?」と私。
何だかシラ~っとした空気が。。。(^^;
煮込み豆腐入り.jpg
「煮込み、赤いの無し」
「えぇ~っ。なんでですかぁ~」(Aさん)
Aさんは香辛料が大好きなのだ。
「無しだよ」
「なんでですかぁ。辛いの美味しいのにぃ」
「なんでですかってそれはアナタが好きなだけでしょうよ」
「じゃぁアタシにください」
「赤いのだけ?」
「ハイ」
「ダメっ」
雑炊にして取り分け中.jpg
その煮込みは豆腐入りにしました。
マスターが、「雑炊にする時は言ってください」と言って下さった。ところが、煮込みが残り少なくなり、若いのに、「雑炊にしてくれ~」って言ったら、「少々お待ちください」と言って奥の板場に行って、「雑炊できますか?」って聞いてた。
だってマスターができますよって言ったじゃんか。
私にススメた手前、マスターの声がとんだよ。「こっちに持って来て~」
う~ん。通じてないですねぇ。
雑炊UP.jpg
雑炊を喰い終わった頃、D君というスタッフが、「これよろしかったら・・・」
たくあん.jpg
気持ちは嬉しいですよ。でも今頃出されてもさぁ。もう殆ど雑炊喰い終わってるんだよね。
仕方がないので、「じゃぁラスト、焼きお握り」
マスターも若い衆がタクアン出すのが遅かったのに気付いたようで、大急ぎで焼いてくれました。
それにもタクアンが。。。
焼きお握り.jpg
夜になりました.jpg
「いい店だねぇ」(ジャン妻)
「まぁね」
でも私に言わせりゃ今日はかなり弛緩してましたよ。小さいオーダーミス、塩のレバーがタレで出されて「すぐ焼き直します」という些細なミスもあったし。
チグハグでしたが、ひとつの情景として捉え、次回に繋げます。
コメント(0) 

苦い送別会 [居酒屋]

本社の小会議室で私は〇長と向かい合っている。
私はやや声が荒くなった。
「人員整理とまでいかなくても、自然淘汰させる為にD(女性社員)をあの支店に送り込んだんですか?」
「いやいや、[あせあせ(飛び散る汗)]決してそういうことはないですよっ」
「でもそう見えても仕方がないでしょう。マトモな神経持ってたらあんなヒマな現場はDでなくたって辞めるに決まってる」
「・・・」
しばしの沈黙の後、
「申し訳ありません・・・」
〇長は私にコウベを垂れたが、私はガッカリした。この人は口だけで早く幕引きしたいんだなって思った。

Dという社員が辞表を出した現場はもともと数軒の競合店がひしめいており、後から出店した自社は厳しい結果が続いている。
あんまりヒマなので、Kという本社の女性社員がDのメンタル面をフォローしていた。私も訳あって事前にDに、「悪いが半年間辛抱してくれ。どうしてもガマンできなかったら俺かKに連絡くれ」
Dは半年間ヒマに耐えられずモチベーションが低下し、スキルアップもできないので辞意が固まったのだが、事前に言ったのに、私やKを無視して上長の伊東甲子太郎宛に直接辞表を出した。
「いきなり伊東に辞表出しやがったな。伊東にしてみたらお前はその他大勢のひとりでしかないからアイツは何とも思わないぞ。受理されるだけだ。俺は会社に文句も言えないじゃないかっ」
Dはシュンとしちゃった。
本人は他でいい条件を見つけたみたいですね。

私はKにも文句言った。
「前に石川町のBAR(※)で俺に言ったの覚えてるか?」
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-23
「おまえはできない従業員を置いてけぼりにしていいのかって、そんな無情な会社にしたくないって俺をなじったじゃないか。Dは伊東に辞表出したぞ。アイツはお前の担当だろうが。。。」
私に責められたKは遅まきながらも上司の伊東甲子太郎と2人で現場に赴き、Dを他へ異動させようと説得したが、他が内定していたDの決意は変わらず。
もっともDはそんなに優秀な社員じゃない。ジャン妻なんか対応する度に、「どうしてDさんはこういうミスするかなぁ」って言ってるくらい。
穿った見方だけど、ヒマな支店だからDで充分だってことだろう。辞めても会社にダメージ少ない人材を置いたとしか思えん。で、冒頭の情景に繋がるわけですよ。
「Dの後は誰か入れるのか?」
「伊東さんに聞いたらまだ未定だそうです」(K)
「だったら俺が入る」
(これは却下された。)

Kは人情家なので、「ねぇ〇〇さん(私のこと)。Dさんと3人で最後に食事でもしましょうよ。」
私はイヤそうな顔をした。
「だってこんな別れ方って寂しくありません?」
私は気が進まなかった。もともと送別会は嫌いなんです。何で辞めるヤツと飲まなきゃならないんだってのが心の根底にあるの。
でもDはオチにあるように私にとっても特別な位置づけだったので承諾した。
その裏でKはジャン妻に、「旦那さんをお借りします。御馳走して貰っていいですか?」と言ったモンですよ。
「いいわよ」(ジャン妻)

その時の料理写真。
刺盛.jpg
鴨焼き.jpg
塩もみ.jpg
唐揚げ.jpg
店名は伏せます。
有名な店だけど何だか高かったですよ。都内の酒場に詳しい人なら料理写真見てわかるかも知れないけどね。
後で明細見たら、
前菜が830円×3
刺身2100円×3
ビール600円×3
料理が830円、1140円、1440円、800円
DもKも酒が強く、830円×8点、960円×4点、720円×2点。。。
14合も飲んだのか??
総計26720円だって。
日本酒の会計がアヤしいね。デキャンタで出されたので、お酒の一点は一合なかったと思うけどね。

私はDに対して悪い気持ちと、退職に至った社の人事に対して憤然とした気持ちを今でも引き摺っているのだが、その会の席では何だか明るい飲み会だった。あんまりしんみりしても白けるだけだしね。
私とKは、某駅の改札でDの後ろ姿を見送った。
「残念ですね」
「だが、最後に君が対応したのは彼女にとってよかったさ」

Dは最後まで、会社への恨み節をひとことも言わずに去っていった。
何で私がこんなに憤ったかというと、Dはもとは上州の社員だったんですよ。
コメント(0) 

いもんこ [居酒屋]

時折載せる大船の酒場です。
すっかりお馴染です.jpg
この店に行く手前すぐ近くにHONEY BEEというライブハウスのような酒場があって、そこは姉妹店か同系列店らしいのです。
ハニービー.jpg
この階段を上がる.jpg
前に店がヒマな時、厨房のねーさんがどっかの客に、「短い時間だったらHONEY BEEにお付き合いしてもいいよぉ~」なんて戯言言ってたことがある。
私はHONEY BEEに入ったことはないです。そのビルは小さい酒場、スナックの集合体になっていて、初めて入るには私でも多少の勇気を要しますが、このビルの中にあるこの看板の店に入りました。
2Fです.jpg
店名の由来は、長崎で里芋のことらしい。
階段を上った2階にあります。
暖簾1.jpg
2階ですから当然、路上に面していないのですが、どんな店なのかわからないです。
いきなり入れます?
お店のHPにも、「ちょっと見つけにくい入口と登りづらい階段。。。でも入ればそこは。。。」とあります。ちょっと躊躇しますよね。どんな店か外から窺えないので中に踏み込むしかない。
こういう店ってのはカウンターに常連さんが陣取っているものなのです。引き戸を開けたら案の定、常連さんにジロッと見られたよ。誰か知人が来たと思ったんだろうね。
「ひとりだけどいいですか?」
目じりの下がったマスターが優しげに、「いいですよどーぞどーぞ」と誘ってくれた。カウンターの左端、入口側のひと席が空いていたんです。
ちょっと窮屈なカウンター背後には上がり座敷のフロアがあって、4人テーブル×5席くらいはあるフツーの居酒屋ではないか。
背後はお座敷.jpg
おそらくカウンターは常連さんのもので、今日、初めて入った私なんかが入る席じゃないかも知れない。でも幾ら何でもまさか一見の客をガラ空きの座敷にひとりポツンと置かないでしょう。
カウンターは小さい.jpg
生ビールをゴクゴク飲りながら思ったのですが、後ろの座敷が無ければ、気にならなければ、カウンター席しかないスタンド酒場といった感じです。ママ、アシストの女性、マスターと会話がすすむでしょう。
でも私はその輪に入っていけずポツンと寂しそうに飲んでいたのだが・・・・(・・・寂しそうなのは演技です。もともと私は酒場でベラベラ話す方ではなかったのよ。上州にいた1年で自分自身に化学変化が起きて、話せるようになったの・・・)・・・時折、明るいママや、目じりが下がってまったりしたマスターが話しかけてくれたし、右隣の常連男性さんが気を遣ってくれた。
「お煙草、お吸いになります?」
「いや、吸わないです」
「吸っていいですか?」
「ええ。いいですよ」って、一見の私に気兼ねせんでもええのにさ。タバコの煙は厨房に吸い込まれていった。
お品書きが見えないぞ.jpg
また隣の男性客が私に、
「何か注文しようとされてます?」
そりゃ注文するさ。でも目の前の白いボード、お品書きの文字が、飾ってあるお花で見えないのです。
「ええっと。。。マグロ中トロ。。。」
最初の一口は凍ってたけど、そのうち自然解凍され、脂のノリにニンマリ。
中トロ.jpg
中トロと生.jpg
メンチカツ。
これはこの店のウリなんだけど、マスターの気遣いもあって1人前でお願いした。
メンチ.jpg
チーズ竹輪の磯部揚げ。。。じゃなかった、磯辺揚げね。
これも美味しかったね。翌週、2回めに来た時もオーダーしました。
チーズ竹輪.jpg
気を遣い、遣われてたのが、場に慣れて来たのかそのうち気にならなくなてきた。常連さんの会話をジャマしないよう適度に相槌を打ってね。
「こちら、初めてですよね?」
「初めてです。2階の店に飛び込むって勇気要りますよ。そこだけの世界だし」って皮肉を言ってしまった。
「いつもは何処で飲んでるんですか?」
「との山です。でも高いんで。。。」
その御仁は、との山はもう何年も行ってないとのことであった。

ママが、「これお客さんに貰ったんだけど、へしこ食べれます?」
へしこってのは若狭や丹後地方の伝統料理で魚の糠漬けのことで、珍味といっていい。糠に漬けこんだ魚を炙るんです。私は和歌山の千里十里でいただいたことがある。注文したんじゃなくって店側のサービスでね。
主にサバで、イワシやフグもへしこになるらしいね。おそらく鮮魚の手に入り難かった京都に運ばれる過程でできあがったのではないだろうか。
常連さんがそのまんま口に入れようとしたら、「ダメよガブッと口に入れたら。しょっぱいよ。ちびちびっとかじるの」
私もかじってみた。
ヘシコ.jpg
当然のことながらしょっぱいです。保存食だからね。昔の京都のお公家さんは宮廷でこういう料理に箸をちょっとずつつけて、儀礼的に食べてたのかも知れないですね。
目じりの下がった優しいマスターが、
「どうですか?」
「これはお酒ですな」
「でしょう?」
店側の呑ませる戦略ではなく、「日本酒に合うからよかったらどうぞ」という風に好意的に受け取る私です。
ぬる燗をお願いしましたが、燗のできる銘柄で置いてある日本酒は剣菱でした。
日本酒をオーダーするってことは私自身がこの店が悪くないと思うようになった証で、ある程度は腰を据えて飲もうという気になったということ。店側もそう思ったに相違ない。そこからまた打ち解けた雰囲気になった。
次に野菜炒め。
野菜炒め.jpg
こういうものをオーダーするならどっかの中華定食屋さんに行けってかい?でもこの炒め具合、味付けがトテモ美味しかったのです。
野菜炒めUp.jpg
「この気候でぬる燗だったら常温でいいかもよ」(ママ)
剣菱の常温をグビリ。途中、チェイサーがわりに生ビールも追加した。
途中からビールに戻しちゃった.jpg
お品書きには、さつま揚げ、長崎ちゃんぽんの焼きそば、皿うどん、アジフライ、熊本の馬刺、コマイ、そそる品がたくさん書かれてあったが、何しろひとりなので胃袋に限界が。。。
まてよ?
さつま揚げ。長崎ちゃんぽん?コマイ?アスパラのソテー?
素材が東西に思いきりジャンプしてますね。この店、マスターが北海道、ママが長崎のご出身なんだそうです。

お会計しながら、「今日はどうしてここへ?」(常連さん)
「近々大船で予定があって。3人か4人で利用できる店ないかなって探してたんですが・・・」
「マスター、3人くらいで利用できる店ないか探してるんだって。」(常連さん)
マスターは次につながる客だと思ったのかニンマリしながら、「ここに名刺あるから持って帰ってね。クーポンもあるし。。。」
処理済~座敷にお客さんが。。。.jpg
お座敷にもお客さんが入って来た。
そしたらスタンド酒場の雰囲気プラス、フツーの居酒屋モードが加わったぞ。
ちょっと物を置き過ぎですね.jpg
私がお会計した途端に、カウンターの私の右隣、男性の更に右隣にいた女性客が私に話しかけてきたものである。それまでは話しかけて来なかったクセにさ。
「何処から。いつもおひとりで?いい店でしょ。カウンターは奪い合いなの。。。」
会計したんで安心したんだろうか。また来てねと言わんばかりであった。

この夜の翌日が健康診断だったのです。肝機能は正常値だったが、中性脂肪の値が跳ね上がった。

すぐ翌週の平日に3人で行った。この日は予約した。
「19時45分に3名お願いできますか?」
「大丈夫ですよ。えっ?19時何分ですって?」
「45分??」
「よ、よんじゅうごふんね(笑)」
3人の1人が10分弱遅れたのよ。それを想定して19:30待ち合わせを15分ズラしたんです。
集合体.jpg
先週の今週ですからさすがに覚えてくれてたみたいで、「45分って予約したお客さん初めてだよぉ」ってマスターは笑った。
「だって財布の中身は自分のものだけど、時間は自分だけのものじゃないしね」って言ったら遅刻したツレは恐縮してた。
今日は上がり座敷です。最初は奥の席だったのですが、マスターが、「空いて来たらこっちの席に移すからね」
掘りごたつ式の席に移った。

さつま揚げ。フワフワです。
さつま揚げ.jpg
アジの梅肉揚げはアタマと骨も揚げてあるぞ。これって私が「アタマと骨も揚げてくれ」ってワガママ言ったんじゃないですよ。最初っからこれで供されたの。
アジ梅肉揚げ.jpg
ボケてますが、長崎ちゃんぽん麺の焼きそば。
麺が美味くってねぇ。
長崎ちゃんぽん麺の焼きそば.jpg
熊本産の馬刺。赤身です。
熊本馬刺.jpg
その他、再オーダーのチーズ竹輪、ホッケ、アスパラのソテー。。。
チーズ竹輪磯辺揚げ.jpg
アスパラソテー.jpg
この店は二つのカオがあるんだな。
カウンターだけにお客がいて、上がり座敷にお客がいないとカウンターの常連さんだけの世界。スタンド。客が少ないと料理が遅いんです。
座敷にお客がいて賑やかだとフツーの居酒屋で、逆にその方が料理の出が早いのです。カウンターだけだとお喋りに興じてしまって手が動かないんでしょうな。
暖簾3.jpg
オレンジ.jpg
ご夫婦で営むアットホームで温かい店です。
マスターは北海道出身でママは長崎出身。それぞれ東西にジャンプした郷土料理が混ざっている。
お店のHPから拝借。。。この素晴らしい笑顔を見てください。
お店のHPから.jpg
ツレがいたのでそんなに写真は撮れなかったけど。話を聞かせたらジャン妻は納得がいかないようである。
「なかなかいい味、いい店だったぞ」
「アタシは未だ連れてって貰ってない」
「・・・」
「連れてくまで認めない」
「・・・」
この記事をUpしている時点で未だ実現していません。2人よりは3人か4人の方がいいと思います。
コメント(2) 

てまり [居酒屋]

「前にウチの上司に連れられて行った店に行こうよ」(ジャン妻)
「どんな店?何処よ?」
「烏森神社近くの路地にある小さい店。上司に、アナタにしてはいい店見つけたねって言ったの」
アナタにしてはいい店とは上司さんも随分な言われようである。だいたいジャン妻は自分の上司を〇〇部長とか役付きで呼ばないんです。それ以上の上役にも役職を付けて呼ばず、〇〇さんって呼ぶ。いつか厳重注意されるだろうと思っているのだが、何しろ社内で腫物に触るような扱い、または「いると何かと便利」という評価位置づけなので、煙たがられながらも重宝されている。
「アナタにしてはいい店見つけたね」、を探したのだが。。。
その界隈1.jpg
その店へ行く途中で道に迷ったぞ。
どこにお目当ての店があるかわからなくなったのである。この界隈は何処も同じように見えるので。
「神社の近くだったんだけど。。。」
烏森神社ですね。参道でもあり、飲み屋街へ通じる路地でもある。小さい店、小料理屋、スタンド酒場がひしめいている。
途中、神社の境内を通るので必ずパンパンとお参りをします。
参道.jpg
烏森神社.jpg
必勝祈願の成就や商売繁盛がご利益なので、場所柄、サラリーマンや営業マンがお参りしています。
出勤時間の朝にお参りする人は、これから始まる1日の成功を祈願し、夜にこの時間帯にお参りする人は、これから始まる接待や夜の商売繁盛を祈願しているのだろうか。
私は職務柄、商売繁盛も何もないのだが、自分や身内、意中の社員たちが日々無事に健康にを祈願するだけです。
スタンドの集合体.jpg
路地をウロウロしていて見上げたら、魚研究所?
何処かで聞いたような。
ああ、ショウさんが行かれた店ですな。ここにあったのか。こりゃぁワカランですね。

参道をウロウロしたがなかなかみつからないので、ジャン妻が上司に連れられて行った時の料理写真とフォルダタイトルを見て店名を思いだした。
「てまりだ」
「てまり?」
ⅰ―Phoneで検索したらすぐに見つかった。便利なご時世になったものである。
てまり1.jpg
席は空いているのに入口でちょっと待ったのは、空いてるカウンター席にネコたちが寝そべっており、ママがその子らを退けたんです。ここはネコのいる居酒屋なんですよ。
カウンター10席あるかどうか。奥に座敷がありますが、ネコたちがいるので自然と分煙になり、喫煙席は入口近いカウンターの数席だけらしい。
処理済~しばし待つのは。。。.jpg処理済~ネコ.jpg
ジャン妻の右にはネコがいて行儀よくしてる。
そのネコどもは写真慣れ、酔っ払い慣れしていて、客に決して媚びず、カウンターに乗ることなく、客の料理にも知らん顔です。よくこれだけしつけたものである。
ここから右が禁煙席.jpg最初の膳.jpg
大皿料理.jpg正面.jpg
お品書き.jpg
家庭料理の看板にあるように、ナマモノ以外はカウンター上にある大皿から料理を選ぶスタイルですが・・・。
値段が表示されていないのです。
時価だろか?
しめ鯖1.jpg
しめ鯖拡大.jpgししゃもカレー揚げ.jpg
肉じゃが.jpg
まぁアットホームな居酒屋さんですな。
私らの背後を行き来して店内を切り盛りする女将さん(厨房のご夫婦のお母さんだと思います)は、常連さんにも私らのような一見さんにもほどよい距離感で声をかけてくれる。
「あっ、お酒足りないねぇ。アタシのアタマん中みたいだねぇ。すぐ足すからね」
アタマが足りない?「そうですねぇ」とも言えなかったけどね。
看板娘ならぬ看板ネコは何匹いるのか?
「何匹いるんです?」
「今は8匹よ」
「は、はっぴき??お客さんより多いじゃんか」
「そうなの。アタシたち3人いれて11匹いるの」
と、ママはケタケタ笑った。
ポテサラ.jpg
鯵南蛮.jpg
胡瓜と春雨中華風サラダ.jpg
御新香.jpg
正面のマスターと奥様は一見の私にはちょっと気難しい表情でしたが、最後の頃にはやや慣れた。そのマスターご夫婦が作る料理はどれも手作り感があってほっこりした美味しさでした。丁寧に仕事しています。鯵の南蛮なんか小骨一つなかったですよ。
てまり2.jpg
ところが、店を出てジャン妻が言うには、
「高いねこの店」
自分が行こうって言ったクセにさ。
「2回めだろ。前回は幾らだったんだ?」
「あの時は〇〇さん(上司さん)のボトルが入ってたから安かったんだよ」
「・・・」
「今日の値段だったら・・・」・・・下の写真、いつもの店に行くなんて言いだした。
夜になりました.jpg
この店が続いて飽きたからたまには違う店に行こうというハナシになったのに。
ジャン妻を補正してあげました。高いんじゃないんです。この店は料理がひとり分なんだと思う。でも2人いたら量的に足りない。だから7品もオーダーしてしまった。飲んだのは生ビール4杯、景虎を4杯、おとおしだってあるし。そこそこ行くに決まってます。
まさかネコの人件費、猫件費もかかってたりして。冗談です。
てまり3.jpg
この酒場は料理を腹一杯食べる店ではないな。ギスギスした会社を出てネクタイ緩めて、女将さんとネコに癒やして貰う店か。
ネコが苦手な方、アレルギーのある方は言わずもがなですが。でも猫で客引きしている店では決してないのでそこは誤解しないようお願いします。
コメント(2) 

続・ライバル店~お通しの一考察 [居酒屋]

再訪した夜です。
前回Up時はお店の前に何も出てなかったですが、何かボードが出ています。でも。。。
暗い路地.jpg
読めませんね。[あせあせ(飛び散る汗)]
暗くて読めないぞ.jpg
カウンターに案内された。というか、カウンターを指定したの。
前回はガラガラだったのですが、今日は先客が小上がりに5人、奥のテーブル席に3人、(後刻、更に3人)、カウンターに2人いました。
ジャン妻の席、私の席、その隣に2人連れのサラリーマンさんの荷物が置いてあったのですが、私を見て慌ててそれを除けたんです。おしぼりを持って来たママは、たった今まで荷物が置いてあったその席を指して、
「お荷物置いていいですよ」
「いやぁ、たった今カバン除けて貰ったので、何だか置きにくいよ」
こでで場が和んだ。

おとおしの蓮根饅頭です。美味いっ!!
おとおし.jpg
ちょいと余談を述べます。
私は最近おとおしにウルサくなって来た。よくありますよね。やっつけみたいなもの、取り敢えず余ったものを出しやがったなってわかるようなもの。こんなん出さなきゃいいのにって店がよくある。
ではお通しは必要か要らないか?これを議論すると少々めんどくさいのですが、つき出し、席料とも言うお通しはサービスではないです。ちゃんとお金を取られます。
最初の飲み物と一緒に出され、その後のオーダーした料理との繋ぎでもある。

お通しは儲かるそうです。お通しなんかで儲けたくないって仰ってたのが横浜市戸塚のサクラス裏にあった「藤乃屋」という酒場。先日久々に行ったらクローズしてたが、頑として出さなかった。
藤乃屋.jpg
上大岡の某焼き鳥屋さんもお通しは出さない。お客さんに早く焼き物を食べて欲しいのと最初の1本めが焼き上がるまでそんなに時間がかからないからです。
自転車がおいてあるぞ.jpg
横浜駅西口から徒歩15分のところにあるこの酒場はアラカルトだとお通しが出てコース料理だとお通しが出ません。その旨ちゃんと明記してありました。
隠れ家1.jpg
何でコースだとお通しが出ないのかというと、前菜と被るからです。
だけどこの店のお通しは驚いたことに小皿で3品ほど出たことがあって、それを4人で取り分けました。どうも板長がひとりなので、最初の料理が出来上がるまでそれで繋いでるみたいですね。逆にコース料理でお通しが出ないと何だか寂しい気もしたな。
女性店長が、「苦手なものはございますか?」って聞いてくれるんです。私は必ず「酢の物とカボチャの煮物。それだけはやめてくれ」って言います。毎回言います。だって苦手なものをお通しやコース料理に出されたら一気にテンション下がるので、上げるのがタイヘンなのよ。

お通しが豪勢である必要もないですが、数年前に行った仙台市勾当台の「一心」という酒場はお通しが箱で出て、中には本マグロのオオトロ、デカいボタンエビ、ホヤの塩辛まで入ってました。
先日、仙台に出張に行く同僚にこの店を教えたら、やはりそういうスタイルでお通しが出たそうです。ここまで来るともうお通しの域を逸脱して一品料理になった感があった。

この日のお通しは蓮根饅頭のようなもので、練り物です。
練り物がしっかりしている店は料理に外れが少ないと思っています。手がかかっているからです。
最初の膳.jpg
私は「お通しはちゃんと作ってあればあっていい」という考えです。
その店の実力を判断する材料でもあり、その後でどんな料理が出てくるのか楽しみにさせるものであって欲しい。お店の看板でもあり、興行でいえばその日の第一試合だといっていいからね。
それと、最初の一杯がビールでも日本酒でもそれに合う合わないを考えて出してくれないかな。難しいかも知れないけどお客の好みを知って、知ろうとして欲しいです。
ただ、お通しを客によって変えると、あらぬ文句が出るケースがあって、藤沢の「昇」という店、以前はぶらり入って来た客にはお通し1品で、予約客にはお通しが3種だった。これについて、何で予約ある無しで差があるんだ?というクレームじゃないけど疑問符が上がったのを見ました。しばらくしたら同じ3種になってましたね。
ある日のお通し.jpgダイニング2.jpg
通常の料理は美味しいのに、お通しだけ相性が合わないのが下の2店なんですよ。特に左の店、一昨夜行った際、「ビールに合うお通しを出してくれ」って言ったらマスターが真剣に悩んじゃって。。。
営っていた.jpgすぐ近くです.jpg
余談が長くなってごめんなさい。お腹が空いたでしょうから料理写真いきますね。
ハムカツです。
ハムカツ.jpg
厚さちょうどいいです。ハムカツはブ厚いと油っ濃くなるし、衣より薄いと???
お肉が大好きで、「やっぱお中元はハムだよ。薄く切る前のハムだよ」って言った女性社員(過去に登場していますが・・・)は最近ようやく野菜も喰うようになった。
でもブ厚いハムなんか日常で買わない。「スーパーでスライスされたハムを買うんだよ」って言ってた。それは薄いからカツにはならないだろう。
ハムカツUP.jpg
ハムカツの断面.jpg
だし巻き玉子。
この店は厨房が見えない高さになってるんですが、板前さんが箸でかき混ぜる音で「おっ、始まったな」ってのがわかりますよね。やけにだし汁が多い玉子焼きでしたよ。
出汁巻玉子.jpg
大根おろし.jpg
これはだし巻き玉子の大根おろし。何でUpしたか。美味しいからです。粗挽きなんですよ。ビチャビチャしてない。触感(食感)もザックリでした。

海鮮たたき納豆黄身醤油和え!!
私はこれが大当たりでした。ブッタ切った刺身の切りおとしはマグロと鯵で、僅かの醤油と黄身だけで和えてあるんです。
海鮮叩き納豆黄身醤油和え1.jpg
海鮮叩き納豆黄身醤油和え2.jpg
「海苔に巻いてどーぞ」
これがちょっと面倒。巻くのが上手くいかないのだ。
下手な巻き方1.jpg
下手な巻き方2.jpg
「ブキねぇ。。。」
「・・・(るせーな)・・・」
海苔の端っこから巻かれた具がハミ出さないように、カオを横にして口を歪めて一口で放りこんだら、ジャン妻は二口、三口で噛み切ってる。どうやるんだ?
「そんな巻き方じゃダメよ。こうやって海苔の角と角を合せるのよ」
やってみた。なるほどその通りにすると具がハミ出さない。これが上手な巻き方です。
上手な巻き方1.jpg
上手な巻き方3.jpg
「でも結局はひとくちね」
パクッと喰って、口ん中ネバネバ~です。

豚ロース西京焼。
「真ん中から取っていいか?」
「どーぞ」
私はスイカでも刺盛でもトンカツでも必ず真ん中から食べます。ところがこの西京焼は、端っこの脂身の多い部分がカリッカリでそっちの方も香ばしくて美味しい。
(また余談ですが群馬八幡の酒場で聞いた話。「こっち(上州)では西京焼を置いても出ないんですよ。何それ?って言われるんです。塩焼きがイチバン」だって。)
豚ロース西京焼.jpg
豚ロース断面.jpg
これはジャン妻がWCに行ってる隙にオーダーした小生です。チェイサー代わり。
「あっ、アタシがいない間にビール飲んでるわねっ」
ジャン妻は、日本酒に移行した後でビールを飲む男はカッコ悪いという人なのです。
チェイサー.jpg
締めを何にするか。
へぎそばは前回喰ったからなぁ。お握りなんかでもいいけど、昼にご飯たくさん食べたし。この日の昼はジャン妻と一緒にランチしたんですが(ウチらは同じ職場です。)やけにご飯の多い店で、「こっちは女なんだからせめてご飯少なめにしますか?って聞けよ」とジャン妻はプンプンであった。大食いオバさんに見られたに決まっている。
なのでご飯は止めて、
「お通しっ!!」
「止めなさいっ!!」
「アンコールっ!!」
ジャン妻は横目で睨んでる。ママも困ったような表情。
「これから来るお客のお通しがなくなるでしょ」
「もう客は来やしねーよ・・・(時刻を見たら未だ8時半だった。)・・・来たらお通しなんか何かその辺にあるもの出しときゃいいんだよ」と暴言を放った私。さっきの私の主張と違いますね。
ママは店主に「お通し出しても大丈夫ですか?」って聞いてたみたい。これがそのアンコールお通しです。
アンコール.jpg
熱燗に合うのである。
蓮根饅頭と熱燗.jpg
ジャン妻は呆れたような表情である。わざと声を大にして言いました。
「これはお通しではない。蓮根饅頭という立派な一品料理である」
その後でママに向かって、「でもこれってお通しじゃないから高いのかな?」
ジャン妻は私の肩をブッ叩いた。
叩いた後で諦めたように、
「アナタみたいな注文の仕方って料理人さんが喜ぶかも・・・」
そうかも知れない。きちんとしたお通しを出す店では時折こういう暴挙をする私ですが、お通しのアンコールが幾らするかは知りませんが、別にそんなの知らなくていいかも。
お通しから楽しみな店なんですよ。。。
店構え6.jpg
コメント(0) 

ライバル店 [居酒屋]

ジャン妻の上司は酒が好きで好きで大好きです。
飲む相手は誰でも構わない、酒癖が悪い人でも構わない、誘う女性のストライクゾーンも広く、何やかやと理由を付けて飲みたがる。
そのジャン妻上司が発見して、ジャン妻を連れて行き、大当たりだったのがこの店。
店構え1.jpg
この店は表通りに面していません。
ビルの社員か警備員が裏口から出て歩くような路地にポツンとあった。店構えをも素っ気ないですよね。
店構え3.jpg
店の前の路地は日昼殆ど日陰です。陽の光が当たらない。昼でも暗くてあまり人が歩いていない。
隣は背脂ギットギトの元楽というラーメン屋で、数年前に一度、間違って入ったことがあって、立ち食い蕎麦の揚げ玉をドロドロに溶かしたような背脂に閉口したことがある。そういう変な記憶もあって、この路地には足を向けずにいた。

この界隈は客を呼び込む為の、本日のおすすめのようなボード、プレート、ゴロ看が出てる店が多い。入店するまでに大よその予想をつけて入れる店が殆どなんですが、この店はそういうのが無いので、どんな店なのか、料理の路線は和食っぽいが安いのか高いのか、創作料理なのか、一抹の不安がよぎる。あまり客引きに熱心でないようですね。
ちょっと変わった店の名前です。
店構え5.jpg
特別純米一合1200円を謳ってもねぇ。
そんなに日本酒を知らない人がこれを見てどう思うかな。値段だけ見て「この店は高ぇな」って思うだけじゃないかな。
店構え4.jpg
一段上がって右手に小上がり(掘り炬燵)、カウンター数席、奥に4人テーブルが2つ。
20人は入れると思います。
奥のテーブル席.jpg
小上がり席.jpg
最初の膳.jpg
まず、お通しからビンゴでした。
よくあるやっつけのおとおしじゃないです。逸品料理でも通じるしっかししたもの。ビールでも日本酒でも合うもの。
ここでテンションあがりました。
おとおし.jpg
その後でジャン妻が、キャベツの塩もみなんていうツマんないものをオーダーしたのでガクンとテンションが下がったが、そこからまた盛り返します。
刺身盛です。いいネタでしたよ。何て魚か説明受けたけど忘れました。
刺身盛り.jpg
ポテサラです。
温かいのだ。ホクホクしてる。
マヨは少なめですが、塩加減が丁度良いです。
ポテサラ.jpg
烏賊の生姜バター炒め。
高崎のどっかの居酒屋でこれと似たようなのを食べたらイカの軟骨がちょっと残ってガッカリしたことがあるが、この店のイカは下処理が完璧でした。(アタリマエだよね)
ビールにも日本酒にも合う。
烏賊生姜バター.jpg
メンチカァッツ!!
メンチ1.jpg
表面がカリッ!!中身はジュワ~ッ!!
メンチ2.jpg
よくキャベツと混ぜてたりして、体にいいメンチカツを謳ってるのがあるけど、あれは何か勘違いしてるんじゃないかって思うのだよ。キャベツは添えるならいけど挽肉に混ぜても美味くない。挽肉ジューシーだけでいい。あってもタマネギ少々ならね。
メンチ3.jpg

幾つかバリエーションのある栃尾の油揚げ。これは納豆入りです。(他に、チーズ入りや味噌入りがあります。)
納豆はさみ焼き.jpg
納豆はさみ焼き断面1.jpg
納豆はさみ焼き断面2.jpg
タマネギのとろとろ煮込みベーコン入り!!
タマネギ煮込みベーコン入り.jpg
これが今宵の大ヒット!!甘くてちょっとしょっぱくて。美味ひいぃぃぃ~って声が裏返りそうになった。
レンゲですくう.jpg
取り皿に移したとこ.jpg
締めにへぎそば。2人前です。
へぎそば二人前.jpg
へぎそばは・・・まぁ普通のへぎそばなんですが、どうもお昼はそばのランチで営ってるようです。
2人前は結構なボリュームでしたよ。1人前でいいかもね。
へぎそば1人前で充分かな.jpg
私たちは知ったばかりなので、この時は店側と軽口叩くような会話するまでには至っていません。店主は目つきが布袋寅泰さんに似ているような気がした。でも声音は優しい。ご夫婦で営ってらっしゃるのだろうか。
熱燗と.jpg
私だってこの店を第三者~ジャン妻経由で教えて貰ったのに、自分は誰にも教えたくないという狭い気持ちが働いたよ。ましてや上役連中なんか絶対にイヤだね。
「誰にも教えるなよ」
「〇〇さん(上司)はいいでしょ。あの人が見つけて来たんだから」
「でもあの人(ジャン妻上司さん)は誰でもかれでも誘うじゃないか。誰とでも飲めればいいんだよな」
「ランパス行く人(上役たち)はこういう店には来ないよ」

まてよ・・・?
この店、新潟料理のお店らしい。ってことはこの店のライバルではないか。新潟の地酒やへぎそばもあったし。
お店の入口.jpg
でもタマネギの煮込みなんかはこっちの路線でもあるなぁ。
お店2.jpg
そうだね。こっちの店の路線かな。
店を出てから私はニタニヤ笑いながら、真っ直ぐ駅まで行かずに路地を曲がった。
「何処へ行くの?」
「ライバル店(上の写真)の前」
ジャン妻は私が何をやらかそうとしているのかすぐさま感づいたらしい。私を「止めなさいよっ」と制止しようとしたが遅く、ちょうどママが出てきたのである。
「あら?」
「いやぁ・・・この店のライバル店を見つけちゃってさぁ」
言い捨てて帰りました。
「なんてイヤミなことを。。。」(ジャン妻)
店構え6.jpg
喧噪からやや離れた目立たないロケーションです。この時は穴場だったのですが、2回めに行った時はやや混んでいた。(続く)
コメント(2) 

TAKETORA [居酒屋]

お店1.jpg
ラーメンシリーズがダラダラ長引いてしまいました。季節はもう秋ですが、夏場の記事を掘り起こします。
8月の盆休み前、いつもの酒場のランチに行ったら、こんなのが出た。
ランチ.jpg
チキンガーリック.jpg
チキンガーリック焼きにとうもろこしの粒々が添えてある。
またかよ。。。(-“-;)
この店は7月になってとうもろこしを大量に仕入れたらしく、お通しにとうもろこし豆腐が続けて3回も出された。
おとおし1.jpg
3回続けでですよ。いったいどんだけの量を仕入れたのか。
コース料理を見たら、正式名称は自家製卵豆腐のもろこしすり流しというネーミングらしいですが、お通しにだされても甘い味なのでビールに合わないんですよ。
正式名称は.jpg
次にこれ。7月に出た逸品のひとつ。
トウモロコシの天ぷら1.jpg
「何だこれは?イモムシの天ぷらか?」(私)
「・・・」(横目で睨むジャン妻)
とうもろこしの天ぷらです。かき揚げを想像したんですが、出て来たものはとうもろこしのつぶつぶに楊枝を刺して衣をまぶして揚げたもの。さてはまだとうもろこしが余ってるんだな。
これって仕込みが超面倒くさそうですね。店主に聞いたら、つぶつぶ一個一個に楊枝を刺すのがタイヘンだそうです。
「イジメみたいな仕込だな」
「・・・」
「こんなのやれって言ったら今時の子は辞めちゃうんじゃないのか?」
「・・・」
私の悪態にジャン妻は答えようとしない。おそらくスタッフの懲戒か罰ゲームにやらされると推測されます。(嘘ですよ。)
とうもろこしの天ぷらは一度きりで終わった。さすがに仕込がシンドかったらしいんだな。ところが盆休み明けの夜に行ったらまだとうもろこしが残っていてようで、こういうのが出た。
岩石揚げ.jpg
とうもろこしの岩石揚げです。
運んで来たスタッフに悪態つく私。
「例のとうもろこしの天ぷら、仕込みがイヤになってこうやって丸めたんだろ?まだとうもろこしがあまってるのかい?」
スタッフは苦笑してたが図星とみた。
お品書き.jpg
またこんなお通しを出しやがったな。ビールに合うわけないじゃん。
おとおし.jpg
生ハムと燻製たまごのポテサラ。ビールに合う逸品です。私の中ではお通しのようなもんです。
ポテサラ.jpg
新さんま刺身。薄造りですが、脂がノッてて美味しい。胡麻豆腐のお通しで下がったテンションが徐々に盛り返して行きます。
新サンマ刺身.jpg
アボガドとサーモンの串揚げカレー塩。
サーモンはわかるけど、何でアボガドを串揚げにするかな。しかもカレー塩だったらその味に負けちゃうぞ。
串揚げ.jpg
大根と鶏つくねのふろふき肉味噌のせ。これは美味です。お酒に合う。
ふろふき.jpg
ピザ.jpg
次でボケをかましやがった。生ハムとベビーリーフのトマトピザなんだけど、こっちはもうビールから酒に移行しているのに今頃出すなよって。
それと厨房から「お願いします」って声がかかって、ママが受け取ったら怪訝そうなカオでピザをじーっと見てるんですよ。
おや?ピザが厨房に戻されたぞ。何かを載せているぞ。さては何か具を載せ忘れたな。
「すみません生ハム載せ忘れたんです」(ママ)
「何?ハムを載せ忘れただと?ベビーリーフとトマトのピザになっちゃったのか?」
「それだとヘルシーですよね。ハム多めに載せてますので。。。」
ここから店長以外のスタッフは総崩れ。。。
ママはチェイサー忘れるし。アシストは巌も忘れるし。
完全なお盆休みボケでした。

ジャン妻がとうもろこしの訳を聞いて来た。
「とうもろこしは仕入れたんじゃなくって、親戚の農家から送って来たんだって」
「農家?」
「長野らしいよ」
「まだ余ってるのか。親戚に送って貰ったってことは原価が無料(タダ)じゃねぇか。まさか輸入穀物か飼料用のとうもろこしじゃぁねぇだろうな」と悪態をついた。
「親戚の畑だよ」

第三者とこの店で会食のセッティングをすることになった。
「これからあの店にランチに行くけど来る?」
「いや、俺はもう他へ出るから。行くんなら店に言っといてくれ。例の余ったとうもろこしや酢の物、何とか豆腐なんてツマんないものじゃなくて、もっとビールに合うお通しを出してくれって」
「言うのそれ。アタシが?」

その会食の夜、「おとおしお持ちしますね」とママが言ったがなかなか出て来ないのである。5分ほどして出て来たのがこれ。
ビールに合うおとおし.jpg
揚げ餃子のカレー風味。
「美味いっ!!」
「ホント?(厨房に向かって)美味しいって」(ママ)
店主はホッとした表情だった。
「お前言ったのか?もっとマシなお通しを出せって?」
「言えって言ったじゃん!!」
私は同席した第三者に向かって、「この店の料理はハズレがないですが、おとおしだけはイマイチなんですよ。。。」
店側に聞えるように言いました。
お品書き.jpg
この日は第三者がいるので写真はないです。交わされた会話、情報も内緒ですが、ウチの上役連中に対して私らが絶句、幻滅するネタがもりだくさん。。。
店を出る時に、「いやぁ、今日はおとおしがイチバン美味かったよ~」と言い捨てて去りました。

さて、最近になって今日の店の強力なライバル居酒屋を発見したんですよ。
店構え2.jpg
まさか宴会専門店か???(続く)
コメント(0) 

焼き鳥屋の人事異動? [居酒屋]

ある日曜日.jpg
昨晩Upした紀尾井もそうですが、居酒屋さんがその日のおススメをTwitterでUpする時代になった。
「今の時代は広告なんか入れなくっても、その日のネタを140字以内のTwitterに打つだけで充分なんですよ。ウチなんか今日は餃子仕込みましたってTwitterに入れるとその日はやたら餃子ばっか出るんです。ウチや餃子専門店じゃない~って。(笑)」(上州味一味の店主)

上大岡の焼き鳥屋さん本店と4号店もお店のTwitterで毎日その日のおススメ等、情報を更新している。
ちょっと前の話になりますが、その4号店のTwitterでこんなのが載っていた。

処理済~ツイット.jpg

これって人事異動発令?
Twitterで人事異動を載せるってのは何か意味、目的があるのかな?

ここでは名前は伏せますが、異動されたのはAさんとしておきます。私も顔馴染です。遅い時間や店が空いてる時はいろいろお話したりする。最近はかなり慣れて来た。
「今日は珍しくバスで出勤したんですよ」
「いつもは?」
「歩きです。歩いても来れます」
「バスでも歩いても出勤時間に間に合えばいいんだよ。無事に職場に着かないとね」
「ああ、そうですよね」
真面目な会話でしょう。
このお店は若い衆が多い。自分より二回り若いんじゃないかな。でも私は店の子を若いからってからかったりしませんから。きちんと1対1の社会人として同じ目線で話すんです。

Aさんはマジメな子です。こまめに何かしら動いて(働いて)います。
「あの〇〇に似た子でしょ?」(ジャン妻)
「俺は〇〇ではなく△△に似てると思うんだが。。。」
〇〇と△△はウチらの会社にいる似たようなキャラ。その2人は10年前に私が採用したのよ。もしAさんがウチに応募して来たとしたら私だったら採用範囲内で書類廻すでしょう。
Aさんはちょっとガサツなところもあって、やや大柄なのと歩き方が堂々としているので、フロアなんかで動いてるとカウンターに座った私の椅子に身体が軽く接触したりするの。
私がカウンター端に座ってるとします。Aさんは私の傍を直角に曲がって厨房に戻るんだけどハンドルを切るのが早過ぎるのか、しょっちゅうぶつかる。
先日、ジャン妻と2人で行った時、ジャン妻はカウンター左端に座ったんですが、「いい子だけどあの子よくぶつかるね」って苦笑してましたね。本店は狭いから仕方がない部分もあるが、広い4号店でもよくぶつかってきましたよ。
そりゃ私だって木石じゃないから若い女性にぶつかられてイヤな気がするわけがないけどさ。
4号店で私に生酒を注ぎながら他のお客さんに「ハ~イ只今。。。」大声で返事した途端に酒をこぼしちゃった。周囲に気を配ったけど手先が逸れちゃって。酒がもったいねぇ。
4号店.jpg
今は削除されたようだが、哀しいかな4号店はあまり評判がよくない時期があった。換気扇の故障やらスタッフが未熟なままでバタバタしながらOpenしたもんだから、
「店員の対応がよくない」
「〇佳の4号店か何か知らないけどもう二度と行かない」
な~んてキツいカキコミを見たことがある。私も、「まぁあれじゃぁ言われてもしょーがねぇな」と思う時はあったですよ。
最近は混むようになり、ようやく客が落ち着いたかと思った矢先に異動か。そりゃ私だって4号店よりは本店に行く回数の方が多いからAさんに会う機会も増えるけど、個人的にはAさんに4号店の中核になって欲しかったんですがねぇ。
4号店の中核、Kさん(男性)に訊いたの。「Aさんあっち(本店)に異動になっちゃったの?」
「そうなんですよ~」
「何でさ?こっち(4号店)の看板娘・・・(言いながらブブッと吹き出してしまった)・・・じゃなかったの?」
「いや~、また本店でもまれて来るようにって。。。」
言葉を濁してました。さては何かあったな。(笑)

ジャン妻が同年代の従弟の通夜だか葬儀だかで、名古屋方面へ行って不在の日医曜日の夕方17:00に電話したらAさんが出て「満席なんですぅ」と言われた。
でも、ダメもとで22時前に行ったらガラガラに空いていた。
「あれ?さっきお電話いただきましたよね?」(Aさん)
「うん。よく俺だってわかったなね」
「お声でわかりました。。。」
へぇ大したもんだな。それとも私の声に特徴でもあるんだろうか。耳で聞いてわかるモンなんだね。そういうのって大事。
4号店が満席の時は折り返しお電話をくれたしね。店に入った私のカオを見て、
「ああ・・・」
ああじゃないつーの(苦笑)。安堵したんだろうけど、どーせなら、「ああ、アナタでしたか。電話してよかったですぅ」とそこまで言えばいいのにね。
あすぱら.jpg
つくね.jpg
ほうきはたの刺身.jpg
熱燗をお願いしたら、3人がかりで錫のチロリをガサゴソ探し出してくれた。
処理済~3人がかりで。。。.jpgAさんの後姿.jpg処理済~マスター.jpg
煮込みと熱燗.jpg
最近はこのぶっかけがクセになってきました。美しくないけどこうやって締めに喰わずにいられないのです。
今日の晩御飯.jpgぶっかけ.jpg
自転車がおいてあるぞ.jpg
Aさん本人にも聞いたんですよ。
「何でこっちに異動したんです?」
「う~ん。。。いやぁ。。。ちょっと。。。」
やはり言葉を濁してた。私はそれ以上突っ込まなかった。何があっても経験値を積んでいくしかないのだ。
他愛の無い話の延長で、Aさんから何かの相談をもちかけられて、
「いやぁ、それってマズくないか?そういうのは後からお客が加味すればいいんであって、最初にそれありきだとお客さんは引くよ」
何のことか私もよく覚えてないんだけど、Aさんに返した後で焼き場を見たらマスターがこっちを見てニンマリ微笑んでいた。
そのニンマリに、私は店側(教育する側、マスター)との共通意識を感じて自惚れました。二回りも年が上ならそういう側でないとね。
コメント(0) 

紀尾井 [居酒屋]

何だかソネブロの調子が悪く、危うくUPを逃すところでしたが。。。
静岡の銘居酒屋、紀尾井です。いつ来ても青々としている。
紀尾井1.jpg
会社でかなりアタマにきたことがあって、機嫌が悪いまま金土日に入った私を見かねたジャン妻が、
「紀尾井でも行こうよ。。。」
「紀尾井?」
「昼呑みも営ってるし。。。」
紀尾井は客層、客数の底辺を拡大しようとある日から突然、昼呑みを始めた。その日の仕入や仕込みにもとりますが、12時のランチからぶっ通しで営業する時がある。
更には深夜営業も実践している。
身体壊さないですか?
「まさか昼から呑むのかい?」
「いちどやってみたい」
その後どーすんのさ。昼から呑むとその日が半分は台無しになるよ。夕方から夜にかけてアタマ痛くなる。

予約メールを入れたら紀尾井のツイットでこんなメッセージが。
つぶやき.jpg
「今日は遠来のお客様のご予約を頂きいつにも増して気合を入れて旨いものを仕込む予定でおります。。。」
遠方からのお客さまとはおそらく私たちのことかも知れない。

オーク3.jpgオーク2.jpgオーク1.jpg
今日の宿は格安のオークというホテル。ビジホ。
ホテルの前には鹿島屋という有名な居酒屋があります。一度、入ったけどそれほど印象に残らなかった。カツオの刺身が10mmくらいあった。
鹿島屋.jpg
タクシーで「宮ヶ崎の紀尾井」と言ってもまず知ってる運ちゃんはいないので、15分ほど歩いて行きました。

着いたところ.jpg
ウルトラセブンにワイアール星人という侵略者がいて前身が蔦で覆われた植物型の宇宙人。第2話、「緑の恐怖」に登場した。
地球人を自分と同じ植物人にして支配するためにやって来たという。夜な夜な人間に特殊な液体を浴びせて次々とワイアール星人に変えていくのだが支配するにはあまりに迂遠な策だな。そんなんひとりひとりやってたらいつまでかかるんだい。
正体がバレて巨大化してセブンと戦うも、アイスラッガーで真っ二つにされエメリウム光線で焼却された。
ワイアール.jpg
私は紀尾井の入口を潜る際、店の構えがワイアール星人に見えて仕方がない。取り込まれそうである。
ワイアール紀尾井.jpg
「でも今日は前よりは草を刈ったような。。。」(ジャン妻)
そうかなぁ。青々としてるぞ。
前橋のクラシック酒場、「つくし」も蔦が這ってたけど、旧い店ほど緑に包まれるのだろうか。。。
つくし.jpg

「いらっしゃいませ遠路はるばる。ご予約のメールいただくまではヒマでヒマで。舌噛んで死んじゃおうかと思ったくらいで。そこへメールを頂いたので気合が入りました。最近、ラーメン記事ばかりですね。ウチもラーメンお出ししましょうか?お湯を沸かすのにちょっと時間がかかりますけど。。。」
ヒマでヒマで?
そうでもないのでは?昼呑みも日曜営業も深夜営業も、新規客の開拓には効果ある筈。底辺が広がるからね。
挽歌夕暮れのカウンター.jpg
ネタ2.jpgネタ1.jpg
今日は結果、カウンター、小上がり座敷、埋まったんです。これは昼呑みや深夜営業の効果でしょう。マスターが電話でお客さんを断るのを初めて見ました。
それ以外にKHK計画というのがあって、紀尾井のTwitterにこんなのがあった。
KHK.jpg
如何なる意味かというと、K(紀尾井)H(破壊)K(計画)の略です。
嘘です。K(紀尾井)H(破滅)K(計画)の略です。
違います違いますそうではありません。K(紀尾井)H(発展)K(計画)です。
昼呑みや深夜営業もそうだが、女性のみ限定日を設けるとか。そういう日にぶつっかたらコワいな。

神田にある「みますや」という有名な居酒屋では明治か大正の頃、店の小僧が、「え~・・・本日できますものは・・・」と肴を向上で読み上げていたそうだが、この店もマスターが口上で読み上げます。
(店の入り口に白いチョークで消えかかったお品書きボードがあるけど。。。)
「ええと、今日はカニコッロッケ仕込ました。カルパッチョとカニサラダ、レバーの何とか、マグロと締め鯖と。。。」
「まずはいつもの定番で。。。」(ジャン)妻
「カカカでいきますか?」(マスター)
「うん。ハーフで。。。」
小夜衣一升瓶.jpg
カルパッチョ。。。
カルパッチョ1.jpg
カルパッチョ2.jpg
カニサラダ。。。
「カニサラダにはタルタルソースはおつけ致しますか?」
(-“-;)
カニサラ.jpg
カニクリームコロッケ。。。
「カニコロッケにはタルタルソースはおつけ致しますか?」
(-“-;)
カニコロ1.jpg
カニコロ2.jpg
これが美味かったぁ。鴨ロースト。。。
他所で食べたのと味が違うんです。いい意味で甘しょっぱいの。
鴨スモーク.jpg
この日は筋子の燻製がおススメらしいですが、誰も積極的にオーダーしないので、
「日本酒に合うものを」
「筋子の燻製がおススメですね」
「白ワインに合うものを」
「筋子の燻製なんかいいですよ」
「赤ワインに合うものは?」
「レバですかね。それまで筋子の燻製で」
カウンターと小上がりと、3組のお客さんにおススメしてた。私たちにも供されました。
筋子燻製.jpg
レバーペースト
レバーペースト.jpg
レバーステーキ
レバーステーキ.jpg
「タルタルソースの合うものがないので、そのまんまお出ししますね」
(-“-;)
タルタル1.jpg
「貸しなさいっ。全部食べないように。。。」(-“-;)
「これは俺のデザートだっ」
タルタル2.jpg
ちょっとだけ苦言を。ねぇマスター、せっかく入れた薄型液晶TV、せめて画面の掃除だけでもしましょうよ。画面に白いもの、出演者の白い衣装とかが写ると汚れが目立つのです。
もしかしてTVだけ新しくって内装にそぐわないから、TVも煤けさせようとしてわざと掃除してないってことない?
小上がり1.jpg小上がり2.jpg
紀尾井は別名、病院送りの店ともいう。
身体にいいものは出さないからです。野菜も少なく、肉料理とタレかソース中心。
「野菜って体にいいじゃないですか。でも野菜ばっかり食べてると身体壊しますよ」
テイクアウト.jpg
これはテイクアウトのタルタル。
家でタルタル1.jpg家でタルタル2.jpg家でタルタル3.jpg
家でジャン妻がこ~んなシブいカオをしながら出してくれた。
(-“-;)
家の冷蔵庫の中に、そろそろ生では食べない方がいい卵があったのでそれをゆで卵にしてサラダに添えて、タルタルを浸けて喰った。
卵に卵を浸けて喰ったようなもんです。ホントはフライか何かで出して欲しかったんだが。。。
(-“-;)
↑この絵文字は全てジャン妻の地顔です。
コメント(0) 

居酒屋も盆休み。。。 [居酒屋]

営ってないぞ.jpg
お盆休みだとぉ.jpg
「やややっ、閉まってやがる」
「休み前に行ったでしょ」
「普段から土日祭日休みのクセに盆休みなんかとりやがって・・・」
「そう言わないの。休ませてあげなさい」
お店1.jpg
その盆休み前のこと。
私の社には盆休みはないのだが、各支店では休業中の店舗もある。本社でも帰省している社員が多く、出社人数は1/3~1/10程度だった。
だって世間一般でこの週は新幹線や幹線道路(高速)で帰省ラッシュのUターン。あの渋滞を報道で見てるとハンドル握ってるおとーさんはタイヘンだと思う。
神奈川県在住の私は帰省も何もないので通常通り出社していた。通勤電車がガラガラでしたね。いつもこれくらい空いてるといいのにね。
通りも人が少ない。ビジネス街が閑散としてるのにお盆前の夜この店は満席だった。明日っから休みだからその前に駆け込んで来たお客さんが殆どで18:30~19:30に来客が集中して板場はてんてこ舞いだった。その後は入れず諦めた人たちもいた。
お品書き.jpg
明日っから休みなので、あまり仕入れをしてないせいか、19:30の時点で、
「イワシ、ヤマでお願いします」
「レタス温野菜サラダもヤマでお願いします」
カウンターにいた私らは、
「もうヤマかよ。早くねぇか?さてはお盆前の在庫一掃セールだろ」と悪態をついた。
「・・・」

おとおし。。。
これは美味いな。後でおかわりしようと決めた。
おとおし.jpg
スルメイカと夏野菜の下足わたホイル焼き。
スルメイカと夏野菜の下足わたホイル焼き.jpg
ビールに合わなくもないが。。。
「これはお酒でしょう」
「汁飲んでもいいか?」
「ダメっ」

カツオと揚げジャガイモのステーキ
カツオと揚げジャガイモのステーキ.jpg
美味しいです。
私の悪態、「これは刺身で出せなくなったカツオだな」にジャン妻は眉をしかめてる。この後も悪意のこもったジョークが続く私。

板場は忙しそう。
「明日っから休むからだよ」とまたまた悪態をつく私。。。
幸いこの店、男性3人ママ1人のうち、男性3人は全員が調理できるんです。ママは調理しないの。もしかしたら料理できないのかも知れないね。してるの見た事ないモン。
店主とママはご夫婦なのだが、土日休みのクセにママは家でも料理しないそうです。店主が家でも手際よく作ってしまうのでママは手ぇ出す暇もないらしいのだ。
「一度、家で目玉焼きを作ったら〇〇さん(店主のこと)に、ありがとう、って言われてショック。。。」(ママ)
「ありがとうって?」
「たかが目玉焼きでさ。ありがとうって言われて。アタシ、申し訳なくなっちゃって。。。」
まぁそういう関係、条件で一緒になったんでしょ。あとは研究がてら料理を食べ歩いているみたい。
トウモロコシの天ぷら1.jpg
トウモロコシ天ぷら。
かき揚げを想像していたらこんなのが出て来た。ヤングコーンじゃないですよ。コーンのつぶつぶに細い楊枝を通して揚げ、揚がってから楊枝を抜くんだそうです。
そこまで凝るか。こんなめんどうくさそうなのを誰が考案したんだろう。
「これって仕込みしてる時にやっててイヤにならない?」
「ずーっとやってるとイヤになりますね」
「スタッフのペナルティにいいかもね」
「・・・」
「何かヘマやらかした時に、トウモロコシの天ぷら仕込み100個とかね」
「・・・」
「こうして見るとトウモロコシというよりは、何か螺旋状のデカいイモ虫の天ぷらに見えるぞ」
「止めなさい」
私は手先が不器用なのでそういう芸当、技は無理。楊枝でコーンを潰してしまうのがオチです。
トウモロコシの天ぷら2.jpg
前の記事で、とうもろこし豆腐のようなお通しが3回続いたことがある。さすがに言いましたけどね。「またトウモロコシかよ」って。
「そん時仕入れたトウモロコシがまだ余ってるんじゃないの?だからこんなめんどくせぇ天ぷらを。。。」
「・・・」

アボガドとベーコンのトマトピザ。
出るのが遅いよ。もう俺ら日本酒に移行してるんだぜ。
アボガドとベーコンのトマトピザ.jpg
この店のピザはオーダー入ってから生地をコネコネした手作りなんです。だから提供は早いとはいえないけど、私らは既に日本酒、群馬の巌に移ってるのに今頃ピザを出したわね。
角切りベーコンが美味しいけどさ。ビールが欲しいな。ジャン妻は日本酒に移行した後でビールを飲むのを「カッコ悪い」と嫌う。でもピザはビールでしょう。
結局もう1杯ビールを飲むハメになった。敢えてビールをもう一度飲ませる作戦だな。
だがこの店、激辛挽肉のデスピザという凄く辛そうなピザが登場する時がある。そんな激辛っぽいピザをこのタイミングに出されたらタイヘンだ。日本酒の味がトンでしまう。
私は言いますよ。「先に出してくれ「」ってね。
生ビールに戻った.jpg
京揚げとわけぎのサッと炒め。
これもヒット。油っこくなくさっぱりしている。
京揚げとわけぎのサッと炒め.jpg
20:00前で満席になり、その後はお客が入れず、ようやく落ち着いた感がある。店主が手ぇ空いたみたいなので聞いてみた。
「将来、どっか他へ移転するなんてことある?」
「いえっ、全然そういうのは考えてないです」
「2年前からずっとスタッフが同じだけど、いつかは暖簾分けするのかな?」
「いやぁ、まだまだ」
料理人ってのは流れ流れて修行し、いつかが独立する夢があるものなんだって。そういう夢があるから辛抱できるんだとか。
「辞めないのは給料いいのかと思った」
「この店、土日祭日休みなのに、そんなに(給料)出せないですよぉ」
そうだそうだ。この界隈は土日祭日は営ってる店は殆どないぞ。加えて明日から盆休みだとぉ?休み過ぎだっ。

おとおしをアンコールした。
「何でそういう恥ずかしいことをする。他のお客さんの分が。。。」
「他のお客さんの分?明日っからこの店休みなんだから大丈夫だよ」と店側に聞こえるように言う私。
「だけど最初はおとおしでも、こうやってアンコールするとおとおしより高くなるって」
「・・・」
おとおしアンコール.jpg
「リッツいきますか?」
「いくいく」
「ちょっとっ!!」(ジャン妻)
「いいじゃないかよ」
ここでまた、「明日から盆休みなんだから」って言いかけた私だが、それと何の関係があると睨むジャン妻は、「だったらちゃんと注文しなさいっ。レーズンとクリームチーズもっ」と言い残してWCに立っていった。
マスターはニッコリ微笑んだ。結局は店側の戦略に乗せられている私たち。
リッツ.jpg
リッツとクリームチーズ.jpg
お店2.jpg
お盆休み中に何処へ行くのかは言葉を濁して教えて貰えなかった。
「どっか他でバイトでもするんだろ」
店を出てもまだ悪態をつく私。。。そしてこの店の前を通る。
「中を覗かないのっ。他で飲んで来たんだから」
「・・・」
そしてこの店の前を.jpg
翌日、翌々日も店の前を通った。休みか。。。
休み明けに新作が登場するのを期待しようか。
今日も休みか.jpg
こちらも。。。
こちらも.jpg
やれやれ.jpg
ここを開けてくれよ。一杯だけでいい。
暗い夜から逃げてきたの~さ。。。♪
居酒屋難民になってもしゃーないから真っ直ぐ帰ろっと。お~いジャン妻、今宵の料理は何かな?
コメント(2) 

いつもの大船酒場 [居酒屋]

すっかりお馴染です.jpg
ひと月に1回のペースで居酒屋の激戦区大船で下車、この店通いが続いています。
最近、あまり串焼きはオーダーしなくなった。でもサーロインだけは欠かさない。舌上でとろけてしまう逸品で、感激は一瞬でしかない。
でも幾らするかわからない。高級肉を串に刺して炙ってるんだろうな。
「サーロインを注文するから高くつくんじゃないの?」(ジャン妻)
「幾らするんだろうな?」
サーロインとビールだけでお会計しないとわからないかも。でも「サーロインって1本幾らなの?」な~んて恥ずかしくって聞けないし、聞いて「止~めた」って言ったらカッコ悪いし。
この店のサーロインは私の中で永遠の謎になっている。
サーロインとうづら.jpg
この店、和歌山の黒牛を常備しています。
私は数年前、関西方面担当だった時期があり、なんやかやと理由を挙げて出張して現地の居酒屋に入り浸った。その期間は半年くらい。
(和歌山市内だけです。海南市から先は知りません。)
黒牛.jpg
和歌山市の有名居酒屋で毎日浴びるように黒牛を飲んで週の中日に在庫が無くなったことがある。(ホントですよ)私がもっとも酒に強かった時代です。
大船で飲む和歌山の黒牛。この店では主にこればっか飲んでいるので、私は和歌山に住んでたことになっています。
大皿に目がいった。
「カレー煮込みは注文しないでよ」
「何でさ?」
「お腹いっぱいになっちゃうモン」
この店でカレー煮込みで黒牛を飲んでからそういう水と油?酒とカレー?異種格闘技戦のような組み合わせに全く抵抗がなくなった私。群馬八幡でもTRYして違和感なかった。
「じゃぁ煮魚は?」
「煮魚ならいい」
煮魚.jpg
炙って煮てあります。
ゲンゲだったかな。

順番が後になりましたがこれはおとおしです。ししゃもとタコ。
おとおし.jpg
ガーリック炒め.jpg
これは何かのチーズ焼きでした。
何かのチーズ焼き.jpg
ねーさんがチャチャチャッと手際よく仕上げたオムライス。
オムライス1.jpg
オムライス2.jpg
悪酔い防止のスープ.jpg
この店は焼き場で目を光らせるマスターと、もうひとり、店を仕切るねーさんがいます。そのねーさんにはマスターの指示も飛ばない。
頼もしいねーさんです。どんなに客やオーダーが立て混んでも動じない。
「どんどん言っちゃってくださいねぇ~」
余裕しゃくしゃくです。カウンター上の大皿料理もそうですが、仕込がしてあってすぐ調理できるようになっているようですね。
時折バイトの若い衆(今風の女性、大柄のボーッとして見える男性)を叱咤しています。
「あまり変わらないねこの店のスタッフも」
「給料いいのかな?」
「またそういうことを言う。聞いちゃダメよ」
「ここでもまれて就活ん時の履歴書にこの店を書けばいいさ。採用担当者がこの店を知ってたら一発で合格するだろうよ」
そんな甘くないですよ~と言いながら満更でもなさそうな表情だった。
気が利く若い衆は動きに無駄がなく手を休めない。声も大きい。親の仇のように氷をカチ割ったり、洗い物にいそしんだり。汗をぬぐいながらグラスに入ったドリンクをグビ~っ!!
飲み終わったら私と目が合った。
「まさか酒かい?」
「お水です(笑)」

どっかの焼き鳥屋さんみたいに私語が・・・なくはないけどあまりお客の前では私語しない店ですね。
箸入れ.jpg
お会計は1万○千円でした。いつもあまり変わらないねこの店。
「酒が高いのかなぁ」
「さぁなぁ・・・」
店の内装とスタッフのラフな普段着に惑わされないように。この店は案外と高級店だと思いますよ。
コメント(0) 

本日の美味 冷やっこ [居酒屋]

まだ明るい.jpg
牛さがり.jpg豚肩ロース.jpg
鶏ネギ.jpgレバ.jpg
アスパラ.jpgつくね.jpg
ネギ.jpgジャガイモとトウモロコシ.jpg
うずら.jpg厚揚げ.jpg
ひととおり焼き物をオーダーして、「本日の美味」というのを見たら。。。
冷やっこ???
本日の美味冷奴?.jpg
本日の美味イコール本日のおススメでもある。それに冷やっこって?
どんな凄い豆腐なんだ?

本日の美味は佐島かどっかで朝採れた魚の刺身だったり、流通に載らない規格外野菜の焼き物だったり。
この日は快晴だったが前日と前々日の天候があまりよくなかったせいか魚が少ない。あお鯛刺身、すずき刺身とあって、二種類しかないのに「お刺身三点盛」だって。
「これってさ。二種類しかないのに三点盛なんてどうやって???」
「隠し玉があるのよ」(Mさん)
馬刺かなぁ。二種類しかないけど三点盛の質疑応答は後から私の隣に座った常連さんも仰ってましたね。「何これ?もしかして馬刺だろ?」って。
馬刺は保険みたいなもの。供された三点盛はこんな感じだった。イカとマグロは朝採れでないにしろ悪くなかった。
三点盛.jpg
焼、串とあって、サイドに冷やっこねぇ。
ジャン妻が豆腐が好きで豆腐にうるさい。絹ごしが好き。
私だって嫌いじゃない。私は頑として木綿でなきゃダメ。絹は箸で崩れちゃうから。
家で味噌汁の具にも賽の目に切った豆腐がドカドカ入ってる時がある。これじゃぁ汁が冷めてしまうじゃないかってくらいにね。
「冷やっこ」(ジャン妻)
「何でそんなツマンないものをオーダーするか」って言ったら狭い店だから聞こえちゃったのね。
「いいじゃない。冷奴って美味しいのよ。」(Mさん)
そりゃ私だって日本人だから豆腐は食べますよ。
「だって冷奴って単なる豆腐でしょうよ。定番ならともかく何で本日の美味??どんな凄い豆腐なんだろ」
「定番にないの?」(ジャン妻)
どうもないらしいです。さては魚が少ないから、他に出すものがないから冷やっこ??
「家で俺が何かもう一品ないか?って言うと、出し忘れたかのように冷やっこ出すんですよ。これで文句ある?みたいにね。たかが冷やっこぐらいで品数稼ぐなよって言いたいね」
これはジャン宅のことを言ったつもりだが、本日の美味も冷やっこで品数稼いだなと伝わってしまった。[あせあせ(飛び散る汗)]
「豆腐は体にいいの。いいから食べてみて」(Mさん)
これぞ本日の美味冷奴である.jpg
すぐに出ましたよ。
「お待たせしました。本日の美味、冷奴です」(私)
からかうような私の言い草にMさんは目を剥いた。「いいから食べて」
一口食べたら「ん??」美味しかったんですよ。
「あれ?美味しいね」
「あれ?じゃないの?(笑)美味しいでしょ?」(Mさん)
「うん。美味しいね」(ジャン妻)
何処の豆腐なのか。旨味があるんです。
「さすが本日の美味だけある」
[パンチ]
煮込み.jpg
錫ちろり&お猪口二つ.jpg
親子丼1.jpg
親子丼2.jpg
件のカバン.jpg突然マスターがジャン妻に、「そのカバン、高いでしょ?」
「よくわかりましたね?○万円くらいかな」(ジャン妻)
「???」
私はマスターとそんな話したことないけどカバンや革製品にちょっとウルサいらしいのだ。マスターとジャン妻がカバン談義になったが私はチンプンカンプンであった。私は話についていけず置いてけぼりになり、私の知らないところでそんなカバン買ってたジャン妻に憮然。。。
「お前そんな高いカバンだったのか?」
「アナタがそういうのに興味ないだけ」
「俺に内緒でそんな高いものを・・・」
狭いカウンター席で夫婦の軽い諍いが始まった。「まぁまぁまぁ」ってなもんである。
「では今日の支払いはこのカバンで」
[わーい(嬉しい顔)]
夜になりました.jpg
「次からお前の買い物は家内稟議をまわすように」
「・・・」
無視しやがった。

ジャン妻から抗議と訂正依頼がきました。
カバンのメーカーは土屋鞄というそうです。特に高級品というものではなく、店を通さず直で買えるとか。
「ブランド品ばっかり漁ってる女だと誤解されかねないから訂正しといて」
「・・・」
「訂正してっ!!」
「ワカリマシタ」
コメント(0) 

Itamae Dining [居酒屋]

ダイニング1.jpg
「この店にもあまり行かなくなったねぇ。。。」
「そうだな。○○店の連中と行ったな」
「いい料理なんだけどねぇ」
「・・・」
食い物は美味いのよ。値段はそこそこするけど喰いものにハズレが無いので、誰か大事な客人をお誘いするのに向いている。
創作料理です。創作料理というと店側が出す未完成料理、試作品の押しつけになりがちだがこの店で出す創作料理は完璧です。
お店の女将さんがね。あまり笑顔がないんですよ。普段着で飾りっ気なくってマイペースなんです。ちょっと愛想が無いというか淡々としてるのね。淡々を通り越して自分の機嫌がいい時しか話しかけて来ないし。
グループで行く時、初めての人をお連れする時は気にならないんだけどね。
全席禁煙.jpg
全席禁煙です。
喫煙者は店入口の階段にある喫煙所でどーぞ。英断だとは思うけど、
「禁煙にしたんだ?」(ジャン妻)
「タバコをお吸いになる人ってあまり召し上がらないんですよねぇ」(女将さん)
吸わないお客の為、分煙指導の為ではなく、お店側の売上の為だったようで。(笑)
店内.jpg
店内2.jpg
大船で飲むようになってあまり行かなくなったけれど、それでも今年になって今日まで3回ほど行ってるので写真が眠ってた。
この店の素晴らしい料理をご覧ください。
おとおし1.jpg
おから.jpg
ジャガセロリ.jpg
塩肉じゃが1.jpg
塩肉じゃが2.jpg
塩肉じゃが3.jpg
揚げシラス香和え1.jpg
揚げシラス香和え2.jpg
鰯つみれ鍋1.jpg
鰯つみれ鍋2.jpg
イモチー.jpg
豚ロース塩麹焼き.jpg
百合根コロッケ.jpg
ガーリック炒飯.jpg
玉子かけご飯と赤だし.jpg
親子丼ミニ.jpg
今年のいつだったか、社内でこの店を知るもう一人、飲み仲間から私宛に連絡があり、「○○店の連中とこの店に行きますけど○○さん(ジャン妻)とご一緒によかったらどーですか?」と連絡があった。
○○店の連中というのはウチの社の支店ね。それほど親しくない連中だけどお近づきになるチャンスでもあったのでOKしたの。私は上役の飲み会は断るけど、下々と言ったら失礼ですが、社員に声掛けられたら大人数でない蚊限り参加する時があります。まぁ店がここなら間違いない。私に電話してきた主催者も私がこの店の常連なのは知ってるわけで気を遣ったのかな。
私とジャン妻が参加すると10人くらいになる。やや遅れていったら、そのメンバーの中に、ひとり異質な若手の男性がいた。その男性は今はもういないけど、紹介会社から紹介され、高額の紹介料支払って採用したんだけど、まぁ態度の悪いヤツでどの課も持て余してた。
態度が反抗的なんです。人の話、注意を受け入れず、我が強くて自分のやり方を変えない。太い声が災いして口応えにしか聞こえない。
私一度だけ叱りつけたことある。小会議室に呼び出し、「さっきの態度は何だ」って。
「自分、そんなつもりで言ってません」
「言ってませんと口では言いながら、お前はそうやって俺を睨み据えとるじゃぁないか」
そんな叱責を一度だけした。でも私の部署じゃないので私とは仕事上の接点は全くない。ただ、私が言っただけ、私に対してだけの効果はあったみたいで、社内で私と出くわすとサッと道を開けるようになった。
本人も自分が避けられてるのはわかっている。でも自分を変えない。彼の上司は注意や勧告はしてたようだが、結局は去っていった。
イモチーと錫チロリ.jpg
お猪口山盛1.jpg
何故その彼がこの時、この店の飲み会に来たんだろう。本社で浮いてたのもあって気分転換、ガス抜きだったのだろうか。現場を知りなさいという名目で派遣されてたんでしょうな。
主催者に、「野郎は俺の隣に座らせてくれ」って言いました。なるべくこっちからバカっ話して話しかけるようにしたんですよ。
私は先に帰る彼を駅まで送った。駅の改札が見えるところまで送って引き換えし、50mくらい歩いて振り返ったら彼は駅の入口前でタバコ吸ってたんです。店が完全禁煙だったからだと思う。
私は彼んとこに歩み寄った。
「ど、どーしたんスか?」
「この辺りはアブない輩もいるから、そうやって突っ立ってると絡まれるぞ。早く電車に乗りなさい」
「ワ、わかりました。。。」

店に戻ったら締めのご飯ものになっていて、女将さんが、「○○さぁん(私のことね)、ご飯が全員分ないんですよぉ。。。」
普段は愛想ないクセにこういう時、お店の都合が悪い時だけ話しかけてくるんだから私は苦笑したよ。いつでも来て食べれる常連の余裕で、「じゃぁ俺はにゅうめんでいいから」ってなったのかな。
モロコシ豆腐と錫チロリ.jpg
お猪口山盛2.jpg
その後、ひとりでこの店に行った時、珍しく女将さんから話しかけてきた。
このマンガを見ながら、
マンボウ?.jpg
「フグのヒレ酒なんて召し上がります?」
「いやぁ。そういうのは。。。これってフグなの?」
「そうよ。何に見えます?」
「マンボウじゃないの?」
「ひ、ひどぃぃぃぃぃぃ」
マズかったかな?
「せっかく一生懸命に描いたのにぃ。ひどぃぃぃぃぃぃ」
この時だけ妙に可愛かったな。平日で、店がヒマそうなのもあって、何か真剣に描いてるなって思った。ゴメン、力作ったのね。
ダイニング2.jpg
コメント(4) 

Farewell Partyで発覚したこと [居酒屋]

大きい異動があった。
私らの上役が数人いなくなった。地方へ行った。
今思えば予兆はあった。6月頃に、「各人、日々どんな業務をどれだけの作業時間でやってるか書き出しなさい」というお達しが出たんです。これは人員整理の一環かと一部で騒然となった。
私?私は超然としてましたよ。でもそのお達しにあった文言の一部をあげつらって、上役更に上役のアタマ越しにクレームつけたの。「調査はいいけどこんな社員を不安がらせる文言は何です?」って。
騒ぎになったみたい。お叱りがあるかなと肚ぁ括りながら理論武装して楽しみに待ってたんだけど結局何もなかったけどね。
そしたら私より若い上役が地方へ。。。
期間が未定だそうです。俺らが上州に行けって言われた時は2年の予定だったが当初の予想より早く上手くいったので1年で帰された。今回トバされた方々は全くわからないらしい。
3人のうち1人から、行く前に私らと食事したい旨、連絡あったので、じゃぁこの店で送別会を開いてあげた。
夜になりました.jpg
その人とは私らといろいろあったんですよ。ここ数年では上州から帰還した私らを「出戻り」呼ばわりしたのがその人。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-02の記事で、「奥さんの方がコワいです」って言い放ったのがその人。
いい時もあったけどね。
3時間くらい飲み食いしました。写真は撮っていません。どうせいなくなる人なので、ウチの場合はどうやってトバすのか聞いてみた。
「転勤って内示が来るもんなんですか?」
「そう一応は、行けますか?って事前に聞いて来るんです」
「今回の場合はいつ頃?」
「4月の早い時期に話が来てましたね」
随分と余裕があるじゃないか。私らん時は2週間前だったぞ。しかも社内外に箝口令まで敷いてからに。
「断っちゃってもいいの?」
「う~ん。。。でもそうなっても結局は誰かが行かなきゃならないから。。。」
行くことで何がしかの点数になって、経験値も積んで将来はエラくなるんでしょうね。
そしたら突然、こんなことをカミングアウトした。
「私は○○さん(ジャン妻)を現地に連れて行きたいって△△さん(ジャン妻の上司)に言ったんですが。。。」
えっ??
それは初耳だな。
ジャン妻も「えっ??」ってカオしてる。私は背筋が少し凍った。
「いやぁ、アタシたちは群馬に行った時みたいにセットでないと・・・」(ジャン妻)
上役はそうは言わなかった。私もその気はない。私が上州から戻ったら個々に対応する私のスタイルを否定してきたからね。

散会したらジャン妻は上機嫌である。
「エッヘッヘッ」
「・・・」
私は憮然としてる。
「アタシを連れて行きたいんだって。そう思ってくれたんだ」
それはその上役が、煙たがりながらもジャン妻の実務能力を評価していたということ。だが私はオモシロくない。
「だったら○○届に判子押して行くんだな」
「・・・」
「前に言ったよな。そういう話が来たら断れって。お前まさか受けるつもりだったのか?」
「でも△△さんが断ったって・・・」
「それはお前を持ってかれると困るからだろ。俺はどーなるんだこのバカめ。浮かれてんじゃねぇ」
お前は選ばれて結構。私は浮かれてるのに腹が立つ。上司が絶対に断るという性善説でものを言うなっ。
「行きたければ行けよ」
「・・・」
「行きたければ俺を置いて行くんだな。」
「・・・断ります・・・」
当然だこのバカめ。

だが、ジャン妻上司は断ったという話をジャン妻は聞いてないと??
「ホントか?」
「聞いてない」(ジャン妻)
聞いたところでどうなる。
「そういうのって私に言ってもいいと思うんだけど」(ジャン妻)
俺の知らないところでならね。
「聞きたければ聞いてみればいいじゃないか?」
社内、勤務時間中に聞けるネタでもないので、「どっか飲みに行った際に聞いてみたらどうだ?」の話の流れで久々にこの店へ。。。
お店の入口.jpg
駅までのルートだとこっち店の方が近いので。。。
夜になりました.jpg
今年になってから入る回数に大差が付いてしまったんです。ルート的には先に上写真の店に引っ張り込まれてしまい、ホロ酔いになってから下写真の前を通り、ママやマスターと目があってバツの悪い思いをすることがよくある。
「たまには先に行ってあげようよ」
「・・・」
久々に行きました。
夜の長谷川2.jpg
正統派の肴の数々です。
おとおしは練り物.jpg
さつま揚げ.jpg
ホッケのチョイ焼き.jpg
ポテサラ.jpg
刺身盛.jpg
白海老の唐揚げ.jpg
「十全茄子漬物です」
十全茄子.jpg
「この枝豆、湯上り娘っていうんですよ」
「誰がそんな名前つけたの?マスター?」
「そういうのがあるんですよ」
湯上り娘.jpg
締めのへぎそば1.jpg
へぎそば.jpg
すぐ後からジャン妻上司も来た。
ジャン妻上司は社内の裏情報に詳しい方で、まだ辞令も内示も出てないのにペラペラ喋ってしまうクチだが、私とはまた別に執行部と距離を置いているヘンな人物です。どんなネタが出たか。裏事情に詳しいというか詳し過ぎてここでは載せられません。
前述の上役がジャン妻を引き抜いて地方に連れて行こうとした件についてはノラリクラリだった。私を慮ったんだと思う。
いっとき、「辞めたろか」、だったジャン妻は、この引き抜き?の一件でようやく持ち直したようで。
現金なモンである。こっちは危うく独身に戻るところだったゼ。

その後、全社で盛大な送別会が開催されたが私らは不参加。
ボイコットじゃないですよ。蕎麦宿へ行く予定が最初っから入ってたのです。後で聞いたら出入り禁止になりかねない勢いの大騒ぎで周囲から大ヒンシュクだったそうです。
嫌いなのそういう飲み会は。
コメント(2) 

もうひとふんばり [居酒屋]

辛いと思ったら、その文字を見てください。
カラいじゃなくてツラいね。この字の冠に横棒一本足すと幸せという字になるそうです。
もうひとふんばり.jpg
これをくれたのは戸塚区サクラス裏にある居酒屋の店主です。
前はよく行ってたのですが、私が上州へ行ってから疎遠になった。戻ってからも行ってないです。別に何かあったわけではないのですが。。。
駅から離れているので隠れ家でした。週末だから混むっていうのでもなく、常連さんがいる時はいて、いない時は店に誰もお客がいない。
下の写真はもはやいつだか忘れた金曜日の光景です。
「あれ?どうしたの?」
「いやぁ最近はいっつもこうで」
ガラガラなんです。
処理済~店内2.jpg
遅い時間帯になったら下の写真のように突然混みだしたり。。。
処理済~店内1.jpg
夜遅くまで営ってるので助かってたのだが、時間帯が遅いだけに私が好きなこの店の炒め物が腹に応えるようになってしまった。
市営地下鉄を頻繁に利用するので、私らがこの店の地下を素通りするようになってしまったのもあります。
それと他で開拓してそっちに頻繁に行くようになってしまったし。
でもいい店なんですよ。現時点で最期に行った2回をまとめて掲載します。
キムチ.jpgトマト.jpg
やっこ.jpg枝豆.jpg
アジフライ.jpg
ハムカツ.jpg
茄子炒め.jpg
炒め物が美味しかったね。焼きそば、焼きうどん、野菜炒め、キャベツと豚バラのガーリック炒めとかね。
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
野菜炒め.jpg
締めにざるそば。これはお品書きにはございませんが、生そばではないけど瑞々しくしっかりした蕎麦でした。
ざるそば1.jpg
ざるそば2.jpg
ざるそば3.jpg
トマトに残ってたマヨネーズを強引に入れたらこうなりました。
蕎麦宿の蕎麦サラダのせいで、時折こういう暴挙をします。純粋なお蕎麦屋さんではこういうことはしませんよ。
私との関係が完成されてる居酒屋は、マヨネーズやタルタルソースが多めに出されること。
邪道.jpg
店構え.jpg
もうひとふんばり。。。マスターは今もお元気だろうか。
上大岡や大船ばっかりじゃなくって、たまには顔を出してみようかな。
コメント(2)